テーブルを買い替えるほどでもないけれど、雰囲気をちょっと変えてみたい! そんなときにおすすめなのが、DIYで天板をリメイクするワザ。天板が変わるだけでも、テーブルの見た目はもちろん、部屋の印象も、かなり変わります。初心者でも簡単にできる方法を、インテリアブログを主宰するワトコさんがレポート。

テーブル
テーブルの天板を変えてイメージチェンジ!
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天板の材料はホームセンターで安くそろう

天板

 

必要な材料

  • ・SPF材(1×4材) 必要な本数(本文に説明あり)
  • ・ベニヤ板 天板のサイズよりひと回り小さいもの
  • ・油性オイルステイン 約70mL(天板のサイズ、塗る回数などでも異なる)
  • ・ビス 必要な分
  • ・LEDライト(好みで)

必要な道具

  • ・紙ヤスリ
  • ・手袋
  • ・スポンジ
  • ・ウエス
  • ・ドライバー

まずは材料をそろえます。素材にこだわってつくるのもよしですが、筆者はコスパのよいSPF材を使ってつくることが多いです。

SPF材のサイズは、約19×89㎜で「1×4材」といわれるもの。ホームセンターで安く販売されているものなので、気に入らなくなったら、ちゅうちょなくバラすことができます。

ご自宅の元のテーブルより、ひと回り大きい天板になるようにサイズを計算して、必要な本数を購入してください。

ホームセンターなら木材のカットまでしてくれるところが多いので、お店でお願いしてしまうのがラク。店舗にもよりますが、ワンカットは50円程度。利用するのも手です。

自分ですることはサンディング、ペインティング、組み立てのみ。

カットしたあとの木材をそのまま使うとケガをしやすいので、紙ヤスリなどを使って切断面などをサンディングします。このとき、ゴミ袋の中に入れて作業をすると、削りカスが舞うのを防げます。

 

好きな色にペイントして部屋の雰囲気に合わせる

塗料

次に木材をペイントします。でき上がってからでもよいのですが、きれいに塗装ができるため、筆者の場合は、いつも組み立て前にペイントしています。

ここで使ったのは、油性のオイルステインです。手袋をはめてスポンジなどを使い、木材に塗っていきます。裏側は塗らずに、天板となる表面と側面を塗ります。

乾く前にウエス(不用な布の切れ端)などを使ってふいていくと、ムラができにくくツヤが出ます。お好みで2度塗り、3度塗りしてください。個人的には2度塗りがおすすめ。使い込んで古くなってきたときに、塗り直すことを考えると、最初から色が濃すぎない方がいいです。

オイルを塗ったあとはしっかり乾かしましょう。また、オイルで汚れてしまわないよう、作業する場所にはシートなどを敷くことをお忘れなく。

 

天板を組み立てる

ベニヤ板をビス留め

木材がきちんと乾いたら組み立てます。今回は、SPF材を7本並べて天板にします。このとき、天板の表になる側を下(床側)に向けて置きます。

並べた大きさより、ひと回り小さくなるようにカットしたベニヤ板を、天板の裏側にビスで固定。天板の板と板の間に隙間ができないように注意しながら、ゆっくり作業をしていきます。ビスが長すぎると板を突き出てしまうので、板の厚さとビスの長さをしっかりチェックしてから作業を行ってください。

固定できたらテーブルの上にのせるだけ。思ったより簡単にできてしまうのに、お部屋の雰囲気を大きく変えられるのでおすすめです。