調理も食事も楽しめるキッチンをつくる7つのポイント
すべての画像を見る(全24枚)コンパクトなのに独特の存在感を放つキッチン。L字に組まれたキッチン本体は外側が作業スペース。L字のくぼみ部分には、作業台と食器収納も兼ねる背の高い木製カウンターが組み込まれました。ここにはハイスツールを置いて、食事や仕事をする場所に。
POINT1 使いやすさを形にした、L字型キッチン
Jさんにとって使いやすい形だったのがこのL字型キッチン。一辺にはシンク、もう一辺にはガスコンロ、その間をステンレスのワークトップでつないだレイアウトです。
POINT2 小さなキッチンガーデンで、彩りをプラス
北側なので直射日光は当たらず、十分な採光が取れるキッチン背面の窓下カウンター。Jさんはキッチンガーデンとしても利用しています。ハーブや香味野菜はここで栽培。
POINT3 コンロ下に大型のオーブンレンジをビルトイン
料理好きのJさんが絶対入れたかったというビルトインのオーブンレンジ。得意料理のラザニアも、このオーブンでつくると、すごくいい仕上がりになるそう。
POINT4 すぐ手が届く範囲に、必要なものが収まる
シンクから数歩で届く冷蔵庫。しかし、階段室脇の仕切り壁で隠れているので、LD側からはその存在を感じません。
こまごまとした食器などは、キッチン本体の引き出し収納で取り出しやすく。
POINT5 窓からの眺望を、楽しみながら調理できる
オープンなキッチンですが、北は道路に面していて向かい側の家とも離れています。だからブラインドを閉めっぱなしにする必要もなく、調理しながら景色を眺められます。
POINT6 こだわりの調理器具も、飾って楽しむ
窓下に設けられたカウンターと上部の飾り棚。出窓のおかげで棚は約35㎝と約23㎝の奥行きを確保できました。選りすぐりの調理器具を置いておくにも十分な広さです。
POINT7 見た目がきれいで、使いやすいハンギング収納
頻繁に使う調理器具はハンギング収納で。窓側にはポールを据えつけ、換気扇フードには強力磁石つきのフックでぶら下げています。立ったままスッと手が届いて使いやすい。
吹き抜けで2階とつながる土間は、居心地のいい空間に
玄関を入ると、大きな吹き抜けのある土間空間が広がります。正面には洗面と浴室、ウォークインクローゼット。
土間の一角には地植えのような植物が。これは床に穴をあけ、大きな鉢を埋め込んだもの。壁の仕上げは、ざっくりとした質感のラワン合板です。
土間の色合いに合わせてペイントされた、スチール製の階段。1段目の下にある木のボックスはゲタ箱です。
「家で仕事をしていると気分を変えたくて、いろいろな場所で仕事をしますね」とJさん。土間のカウンターで仕事をすることも。
イスはスノコを組み合わせてDIYしたもの。土間は趣味の自転車やキャンプなどの準備もできる、多目的スペース。
吹き抜け上には、物置代りのスペースもあります。構造表しの吹き抜けは、必要になったら床を張ることができます。