調理も食事も楽しめるキッチンをつくる7つのポイント

コンパクトなキッチン
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コンパクトなのに独特の存在感を放つキッチン。L字に組まれたキッチン本体は外側が作業スペース。L字のくぼみ部分には、作業台と食器収納も兼ねる背の高い木製カウンターが組み込まれました。ここにはハイスツールを置いて、食事や仕事をする場所に。

 

POINT1 使いやすさを形にした、L字型キッチン

L字型キッチンのシンク側

Jさんにとって使いやすい形だったのがこのL字型キッチン。一辺にはシンク、もう一辺にはガスコンロ、その間をステンレスのワークトップでつないだレイアウトです。

 

POINT2 小さなキッチンガーデンで、彩りをプラス

小さなキッチンガーデン

北側なので直射日光は当たらず、十分な採光が取れるキッチン背面の窓下カウンター。Jさんはキッチンガーデンとしても利用しています。ハーブや香味野菜はここで栽培。

 

POINT3 コンロ下に大型のオーブンレンジをビルトイン

オーブンレンジを、レンジ下にビルトイン

料理好きのJさんが絶対入れたかったというビルトインのオーブンレンジ。得意料理のラザニアも、このオーブンでつくると、すごくいい仕上がりになるそう。

 

POINT4 すぐ手が届く範囲に、必要なものが収まる

シンクから数歩で届く冷蔵庫

シンクから数歩で届く冷蔵庫。しかし、階段室脇の仕切り壁で隠れているので、LD側からはその存在を感じません。

 

食器などはキッチンの引き出し収納で取り出しやすく

こまごまとした食器などは、キッチン本体の引き出し収納で取り出しやすく。

 

POINT5 窓からの眺望を、楽しみながら調理できる

調理しながら景色を眺められる

オープンなキッチンですが、北は道路に面していて向かい側の家とも離れています。だからブラインドを閉めっぱなしにする必要もなく、調理しながら景色を眺められます。

 

POINT6 こだわりの調理器具も、飾って楽しむ

出窓を収納棚代わりにする

窓下に設けられたカウンターと上部の飾り棚。出窓のおかげで棚は約35㎝と約23㎝の奥行きを確保できました。選りすぐりの調理器具を置いておくにも十分な広さです。

 

POINT7 見た目がきれいで、使いやすいハンギング収納

頻繁に使う調理器具はハンギング収納

頻繁に使う調理器具はハンギング収納で。窓側にはポールを据えつけ、換気扇フードには強力磁石つきのフックでぶら下げています。立ったままスッと手が届いて使いやすい。

 

吹き抜けで2階とつながる土間は、居心地のいい空間に

玄関を入ると大きな吹き抜けのある土間空間がある

玄関を入ると、大きな吹き抜けのある土間空間が広がります。正面には洗面と浴室、ウォークインクローゼット。

土間の一角には地植えのような植物が。これは床に穴をあけ、大きな鉢を埋め込んだもの。壁の仕上げは、ざっくりとした質感のラワン合板です。

 

土間の色合いに合わせてペイントされたスチール製の階段

土間の色合いに合わせてペイントされた、スチール製の階段。1段目の下にある木のボックスはゲタ箱です。

 

テレワークしている建主

「家で仕事をしていると気分を変えたくて、いろいろな場所で仕事をしますね」とJさん。土間のカウンターで仕事をすることも。

イスはスノコを組み合わせてDIYしたもの。土間は趣味の自転車やキャンプなどの準備もできる、多目的スペース。

 

土間の上は構造表しの吹き抜け

吹き抜け上には、物置代りのスペースもあります。構造表しの吹き抜けは、必要になったら床を張ることができます。