けっして無理をせず自分たちに合ったちょうどいい暮らしを実現している人を応援する「ESSE暮らしグランプリ」。今回は、準グランプリに輝いたルイーザさんの暮らしに密着! 住み替えという大きな決断をして暮らしやすさを手に入れた様子をレポートします。
家族参加型の“ちょうどいい”暮らしでストレスフリーに
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家族3人で家事を上手に分担し、仲よく暮らす様子が印象的なルイーザさん。今回のコロナ禍では、大きな決断をしました。
●コロナ禍での収入ダウンで、戸建てを手放しコンパクトな賃貸へ
「これまでも節約を意識していましたが、収入ダウンでこれ以上は限界と判断。長男が中学に上がるタイミングだったこともあり、戸建ての自宅を手放し、築32年の賃貸マンションに引っ越しました。家は狭くなったけど、毎日使う場所は使いやすく家事がラクになるよう、収納や家具の置き方を工夫。また、駅から近くて利便性が高くなるなどのメリットもあり、今の自分たちに“ちょうどいい”暮らしを、楽しんでいます」
家族でとことん話し合って決めたことが、みんなの満足につながっています。
●家族会議の結果、全員が無理なく暮らせることを優先
急な収入ダウンで暮らしを見直し、一軒家から賃貸住宅に住み替え。「家族全員が、無理なく暮らせることを優先しました」
<BEFORE>
・郊外の一軒家
・129㎡
・5LDK
・庭・駐車場つき
<After>
・都心の賃貸マンション
・60㎡
・3LDK
・スーパーまで徒歩10分
【住み替えまでの流れ】
2020年7月:コロナ禍で夫のボーナスがダウン!
これまでも節約して、暮らしがうまく回るようになったところだったので大ショック!
2020年12月:長男も交えて家族会議
今後の暮らしを考えて節約方法を調べつつ、住み替えについても家族全員で相談。
2021年1月:物件&進学先探し
長男が中学校に上がるタイミングだったので、新学期に合わせて急いで進学先と物件を探す。
2021年3月:長男の卒業式後に新居へ引っ越し
長男の卒業・進学と同時に引っ越し。大物家電以外は自分たちで運び、費用も節約。
●引っ越しもお金のことも大事なことは家族会議で話し合い!
お金のことも隠さず3人で相談。「クルマも手放そうと長男が提案してくれました。たとえば、学校の係が代わるなど小さなことも報告し合い、必要なときはその都度暮らしを見直します」
息子さんが小さい頃から家族というチームの一員として、家のことは全員で相談して決めてきたという一家。「どうやったら心地よく暮らせるかをずっと模索してきて、準グランプリ受賞という、ひとつの結果が出せたような気がしてうれしいです!」