●食品のムダをゼロにする!7収納のコツ
1:傷みやすいものほど下段に置く
冷蔵室の温度は、上の方が高く、下の方が低め。いちばん上に飲料などを入れ、日もちのしない食材は下段に。もっとも冷気が逃げないチルドには、肉や魚を。
<保存場所は温度で分ける>
上段=約6℃ ペットボトルや缶の飲み物など比較的賞味期限が長いもの
中段=3~6℃ 納豆や豆腐などの日配品、ハムやかまぼこなどの加工品を
下段=3℃ つくりおきおかずや使いかけの食品など賞味期限の近いもの
2:定位置を決めすぎない
冷蔵庫の中のものは、使ったあとに量が減るなど、常に変化。定位置を決めすぎると、ないもののために場所をとっておくことになるため、ザックリ場所決め程度が◎。
<むやみにカゴを使いすぎない>
何でもカゴで仕切るのはNG。朝食セットなど一緒に出した方が便利なものだけ、背の低いトレーか通気性のいいプラカゴなどにまとめて。
3:野菜室も7割収納がベスト
野菜室も、つめ込みすぎると冷気が回らず、最適な温度を保つのが困難に。野菜は季節によって大きさも変化するため、定位置を決めすぎず、ざっくり位置分け程度に。
4:月に1回は見直しデーをつくる
給料日前など、月に1回は冷蔵庫の中を総チェック。賞味期限が近い食材はないか確認したり、買い物に行かずにあるもので調理するなど、使い残しをなくす工夫を。
5:冷凍室は7割以上の収納が◎
冷凍室は7割以上のスペースに食材が入っていた方が効率よく冷え、節電効果アップ。ひと目で入っているものがわかるよう、重ねずに縦に収納を。
理想の冷蔵庫は、あけたときに中身がすべて把握できること。食材を適切な場所にしまって食品ロスをなくせたらベストです。ムダを生まない冷蔵庫を目指して、早速中身を見直してみましょう。