日々の料理に活躍する、スライサー、おろし金、千切り器。使う頻度が高い割に、とくにこだわらずに使っているという人も多いのではないでしょうか。
ここでは整理収納アドバイザーのまいさんが、ネットのレビューを読み込んで購入し、「大正解!」と思ったアイテムを紹介してくれました。
ネットで高評価のスライサー、おろし金、千切り器。使ってみた感想
私は3種類がセットになっていてコンパクトに収納できるタイプのものを使っていました。
長年愛用していましたが、スライサーが壊れたのを機に、新しいものを購入することに。
おろしと千切りも切れ味が悪くなっていたので、せっかくなのでセットではなく別々に探しました。
ネットのレビューを読みこんで選んだアイテムたちをご紹介します。
●大きくてもラクラク切れる「キャベツ用スライサー」
「スライサー」を検索をすると、よく見かけるのが「キャベツ用スライサー」
○○専用という調理器具は慎重に選ばないと使わなくなる可能性があるので、最初は選択肢に入れていなかったのですが、レビューを読んでみるとかなりの高評価。
考えてみたら、わが家のスライサーの用途はおもにキャベツの千切りでした(笑)。
そこで購入してみました。
「サンクラフト キャベツ用スライサーBS‐271」です。
大きい!
普通のサイズと比べると親子くらい違います。
羽子板みたい。
鋭い刃。裏もシンプルなつくりです。
さぁ、キャベツをどん!
ボウルやザルにひっかける溝がついているので安定します。
スライスしてみると、ほとんど力を入れないのに前後するだけでシュルシュルと細いキャベツができていきます。
気持ちがいい! トンカツ屋さんのキャベツのようです。
タマネギも簡単に薄切りに。スイスイとよく切れます。
購入してからオニオンスライスの出番が増えました。
●食洗機対応ガンガン使える「おろしま専科」
手洗いが面倒なので、おろし金は「食洗機に入れられる」ことを絶対条件にしました。
選んだのはこれ。
「プリンス工業 おろしま専科」です。
プリンス工業さんは「金物の町」新潟燕三条にあるものづくりの会社です。
本体はオールステンレス、受け皿はポリプロピレン製なので食洗機OK。
曲面に並んだ刃ですばやくおろせます。
力を入れずに軽くおろすとフワフワ、強くおろすとキャキシャキした食感に仕上がります。
焼き魚だけでなく、そばうどん、みそ汁に入れたり、サバ缶に乗せたりと、大根おろしをつくる機会が格段に増えました。
私は大根もショウガも皮ごとガシガシおろすのが好きです。
そばやうどんにたっぷりのせて。
●手軽に細い千切りができる「ツマピーラー」
千切り器はニンジンしりしりをつくったり、サラダに入れる大根やキュウリを細切りにするときに使います。
以前使っていた白いセラミック製の千切り器はニンジンを切ると、オレンジが色移りするのが気になっていました。
選んだのはこれ。
「下村工業 プログレード スピードツマピーラー」です。
これもオールステンレスでしっかりしたつくり。取っ手部分も持ちやすいです。
もちろん食洗機対応。
これは細いタイプの「ツマピーラー」ですが、きんぴらくらいの太いタイプの扱いもあります。
ピーラーで皮をむくように軽く引くと…とても気持ちいい切れ味。
え? 千切りになってる? と驚くほど切った面がくっついています(笑)。
それほど刃が鋭いということでしょうか。ほぐすとばらけます。
最初目詰まりしましたが、手に持ったりまな板に置いたりコツをつかむとうまく切れるようになりました。
ピーラー感覚で手軽に細い千切りがつくれます。
大好きなニンジンしりしりがおいしくできました。
●おわりに
これらの道具は、100円ショップやセット商品で適当に選びがちなアイテムですが、いざ調べてみると、いろいろな種類があることがわかりました。
私が選んだアイテムはシンプルなデザインばかりです。
厚さ調節などあるのは便利そうですが、その部分の掃除が面倒だったり壊れやすかったりというデメリットもあります。
多少高くても、使う度にうれしくて長く使えるものは、愛着がわいてきます。何度も買い替えるより、満足できる1点を選ぶ方が結局お得ではないでしょうか。
ぜひ自分に合う道具を探してみてくださいね。参考になればうれしいです。