自分の黒歴史を赤裸々に描いた漫画を、インスタグラムで発表している大盛のぞみさん。2人の子どもを育てる母でもある彼女が、“ほっこり下品”な、ゆるい子育て漫画をお送りします。
入院した途端、陣痛が開始!実感がわかないまま、処置が始まり…。
いよいよ陣痛が始まった!最初の段階からもう痛い!!
どうやら病院に着いたという気配を感じたのか、おなかの子どもが外に出る準備を始めたようで、陣痛が始まった(らしい)。
じつは私は妊娠中すごくお腹がはりやすくて、このときのはり感くらいでは、まったく気づかなかった。
モタモタしてたら無痛分娩じゃなく普通分娩になってしまうと聞いて、支払った20数万と、痛みに超絶弱い自分の今後のために、素早く処置室に移動!
すべての画像を見る(全2枚)そしてこの、背中から腰にかけての細いチューブを使っての硬膜外麻酔(局所麻酔)。
「背中にチューブ」っていう響きが恐ろしくてたまらなかった。
実際入れてみての感想は…以前全身麻酔をしたときにされた背中の注射と、まったく同じ感じの鈍い痛み。背中に麻酔がとおっているかどうかをテストするために液体をちょっと流されたんだけど、それが冷たくて、「本当に背中に管がとおってる! チューブがあると思うと、もう仰向けで眠れない!」と、ドキドキ!
痛みというよりは、管が背中にあるんだ! っていう緊張感の方がより心に残った。
さらに、すごく印象に残ったのが子宮頸管を広げるためのラミナリア(棒状の医療器具)。
わかりやすく言うと、太めの冷たい鉛筆を、鼻の穴にギュギュッとつめ込まれる感覚なんです。
「せっかく背中に麻酔の管があるなら、ラミナリアのときも麻酔してもらえばよかったです」と私が言うと、「ここからが本番ですよ。こんなのまだまだですからね。痛みがお産を進めるから麻酔するのは先だよ!」と爆笑するお医者さん。
ここらへんの麻酔のタイミングの話は、事前の説明でよーくわかっていたはずなのに「それじゃあ無痛じゃないじゃないか!!」と心のなかで叫びつつ、自分の部屋に戻っていきました…。
次回、いよいよ本陣痛。