女性の眼鏡着用禁止や、靴のヒールの高さの規定など、職場のルールが話題となっています。

ここではESSE読者260人にアンケートを実施し、実際に体験した職場の理不尽なルールを調査。シフト、退職金、ランチタイムなど、さまざまな「理不尽ルール」がありました。

理不尽ルール
納得できない!職場の妙なルール
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理不尽にもほどがある!納得できない職場の謎ルール

●就業時間や休暇がままならない!

百貨店で化粧品販売をしていたのですが、土日休みの希望が通るのはどちらか一日だけ。冠婚葬祭で休む場合は、結婚式の招待状を提出しなければいけなかった。冠婚葬祭以外の理由で休むときは、その理由を言わされた(Hさん・39歳)。

接骨院に勤務していたとき、12時から14時半までお昼休みのはずなのに、外出は禁止。しかもお昼ごはんは全員で同じテーブルで食べるのがルールで、早く食べ終わって休みたくても、全員が食べ終わるまで動いてはいけないという謎のシステムだった(Oさん・30歳)。

家族経営のお店で働いていました。そこの家族が出勤できるとなると、急にシフトを休みに変えられて困りました(Mさん・36歳)。

事前に「明日朝に病院へ行きますので遅刻します」と言って遅刻すると減点対象になるのに、当日の朝「今日は体調が悪いので病院に行きます」と言って遅刻すると減点対象にならない謎の職場。また、通勤途中に「お腹が痛くてトイレにいるので遅刻します」は遅延扱いで減点されないのに、ただの寝坊は減点対象になっていた(Yさん・34歳)。

看護職
看護の現場でも、理不尽なルールが…

看護職です。規定始業時間の30分~1時間前に出勤し、その日に担当する患者さんの処置などの情報収集と1日のスケジュールを立てますが、この間の給料は出ません。どの病院でも暗黙の了解で当たり前になっていますが、完全に業務なのでおかしいなぁといつも思います。1年に換算するとけっこうな時間になります。同様に、強制参加の勉強会も手当てがつかないことが多いです(Kさん・37歳)。

●せっかく働いて稼いだお金が…

2年に1度の社員旅行ため、手取り20万円にもかかわらず、毎月5000円という高額な積み立てをさせられていた。役員がミーハーだったので、行き先はハワイやバリなどの高級ホテル。しかし、社員旅行に行かなくても返金されない。心底きつかった(Yさん・41歳)。

ラーメン屋でバイトしたとき、初心者なのに炊飯を任された。水の量を間違えてしまったら、米代が給与から天引きに(Hさん・36歳)。

寿退社でないと、退職金が減額された(Sさん・47歳)。