毎日のお弁当づくり、大変ですよね。そこで、重宝するのがつくりおきのおかず。つくりおきのおかずづくりには、日もちしておいしく食べられるポイントがあるんです。 今回紹介する保存方法をマスターすれば、1週間おいしく、安心してもたせられます
やわらかさキープ&保存性アップがカギ
●保存ポイント1:衣をしっかりつけて揚げる
すべての画像を見る(全8枚)揚げ物は衣をしっかりつけて揚げると、やわらかさがキープできます。さらに野菜入りのタレにからめて保存すれば乾燥が防げ、味がしみ込んでおいしさも倍増!
●保存ポイント2:肉ダネに野菜やキノコを混ぜる
ひき肉おかずは、細かく切った野菜やキノコを肉ダネにたっぷり混ぜると、やわらかな口当たりに。とろみのあるタレを多めにからめておくのも、ふっくら感を保つポイントです
●保存ポイント3:野菜を芯にして肉を巻く
冷めるとパサつきやすい薄切り肉も、野菜を芯にして巻くと食感に変化がつき、肉のかたさが上手にカバーできます。少ない肉でもボリュームが出せるのもうれしい!
●保存ポイント4:みそに漬け込む
みそ漬けは保存性と保湿性に優れているうえ、タンパク質をやわらかくしてくれる効果もある、つくりおき向きの調理法。ラップを活用すれば、少量のみそで手軽に漬け込めます
●保存ポイント5:オイルベースの調味料で煮る
オイルベースの調味料で煮ると、具材がコーティングされて酸化が防げ、保存性がアップ。しかも時間とともに油がしみて、やわらかさやおいしさが増すのもメリットです
●保存ポイント6:野菜を下に敷いて蒸す
焼くよりもかたくなりにくい“蒸す”調理法。蒸すときに下に野菜を敷くと火の当たりがやわらかくなり、よりふっくらと仕上がります。さらに、タレをかけて保存すればカンペキ!
●保存ポイント7:大きくつくって切り分ける
つくりおきするときは、形状もひと工夫。大きくつくってそのまま保存し、お弁当につめるときにつめる分だけ切り分けるようにすると、乾燥が防げて雑菌もつきにくくなります
●保存ポイント8:味つけや下味に酢を使う
強酸性の酢には、静菌作用やタンパク質変性作用があります。この性質を生かして下味に使えば肉がやわらかくなり、味つけに使えば防腐効果が高まって保存性もアップ!