狭い洗面所。収納スペースはすでにうめつくされ、わずかに残された隙間にものを詰め込めば、使い勝手はさらに悪くなりそう…なんて逆境もなんのその! 輝く主婦を発掘するコンテストで収納テクニックが評価され「

ESSE Shu_fu of the year 2016

」を受賞した鈴木淳子さんは、扉裏を賢く活用。デッドスペースを使いやすい収納スペースへと変身させています。どんなグッズを使って改造したのか、自宅で実践するアイデアを教えてもらいました。

「扉裏」は掛ける収納がおすすめ

まず、洗面所の扉裏収納をつくるため、わが家で使っているグッズを紹介します。

「扉裏」は掛ける収納がおすすめ
すべての画像を見る(全3枚)

大がかりな収納スペースをつくる余裕はないので、基本的に「フックに引っ掛ける」という収納になります。単品フック(上の写真)は3Mのもので、5連フック(下の写真)は100均のものを愛用。

「フックに引っ掛ける」という収納

洗面台下収納の左側扉には、これらを活用して、お気に入りのヘアアクセサリーをつり下げています。ちなみに、いちばん下の箱は、あき箱に無地の紙をはったもので、ここにはあまり使わないヘアアクセサリーをざっくりと収納。

直接つり下げられないアイテムの場合は、いったん事務用のダブルクリップで挟んで金具部分をフックに引っ掛けるようにしたり、フックにウォールポケットを掛けてポケットに収納したいものを入れたり、という手も。ウォールポケットのいいところは、扉を開けたときにポケットを上からのぞき込むことになるので、入っているものがひと目でわかること。

フックにウォールポケットを掛けてポケットに収納

引っ掛けたら、各フックにつり下げているアイテムの名前を記入。個々の位置が決めておくことで、家族でも元に戻しやすくなります。ちなみに、ラベルは100均のはってはがせるラベルです。

どれも手軽に買えて、不要になれば、はががせるものばかりなので便利です。

いかがでしたか?「扉裏」はコンパクトなスペースではありますが、引っ掛けるグッズを上手に使えば、かなりの収納スペースを確保することができますよ。