「身近な食材などを組み合わせてつくる“手づくりコスメ”がけっこう使えるんです」そう話すのは、医師の木村至信(きむらしのぶ)先生。今回は「アボカドときなこのパック」を紹介します。
肌の再生を促し、血流もアップ
すべての画像を見る(全2枚)「アボカドは“森のバター”とも呼ばれるように栄養価の高い果物。ビタミンB1、B2、必須アミノ酸のリノレン酸が含まれるため、肌の血流を促進し、肌のバリア機能もアップするといううれしい効果もあります。大豆には、美肌効果が高いといわれるイソフラボンが豊富。とくに細胞のうるおいを保つ働きは、見逃せません。またビタミンB、Eも含まれ、肌の再生を促し、血流もアップしてくれます」
ちなみに、大豆がないときは、きな粉でもOKとのこと。きな粉にアボカドを足すだけなら、本当に簡単。これは試すしかありません!
●つくり方とやり方
(1)アボカドの身(1/4程度)ときな粉(大さじ1程度)をミキサーにかける。このとき、アボカドの種の周りの薄皮をむいて細かく刻んで入れると、さらに効果アップも
(2)お湯で洗顔したら、パックを塗り5~10分置く(パックの塗ったら、ラップをのせるとさらに効果的)
(3)再びお湯で洗顔し、最後に冷水で洗い流す
●種の薄皮には校酸化作用が
アボカドは、種こそ肌のうるおいを守る救世主。抗酸化作用で肌を老化から守ってくれるのです。使ってみると、肌がうるおい、生き生きと呼吸をし始めた感覚がするはず。これこそ究極のアンチエイジングパックですね。
【木村至信】
…医師・医学博士。遺伝子研究のためアメリカに留学し帰国後、医学博士取得。本業以外では音楽活動、タレント活動なども行い、美容整形外科でのキャリアも豊富。『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日)などでもおなじみ