幸栄です。パン教室「toiro(トイロ)」を主宰しています。初めてパンを焼いたのは、長女の出産から1か月後のこと。あの日から試行錯誤を重ね、今は卵とバターを使わないパンのレシピをつくっています。パンを焼きながら、2人の娘の母としても、楽しみや大変さをたくさん感じる日々。毎日のなかで見つける、ささやかな幸せや楽しみをつづっていこうと思います。
優しい甘さのスープをつくりましょう
「寒くなるとあらためておいしいと感じるもの」、みなさんはありますか? 私は寒くなると、根菜と甘いものが恋しくなります。とくに疲れ気味だと、体が自然と欲しているよう。そんなときは、デザート感覚でおいしくいただけるカボチャのスープをつくっています。思ったよりもすぐに簡単にできて、冷蔵庫で2日ほど保存もできますよ。
カボチャとココナツミルクのスープ
メインの食材はカボチャとココナツミルクだけの簡単スープ。牛乳ではなくココナツミルクを使うことで、コクがある味わいになります。香りがフルーティーなので、デザートみたいに味わえるからでしょうか。
【材料(4人分)】カボチャ 大1/4個
水 300cc
きび砂糖 大さじ3~4
ココナツミルク 100cc
ナッツやシナモン(あれば) 適量
(1)カボチャは種とワタ、そして皮を取り除き適当な大きさに切ります。
(2)水300ccとカボチャを鍋に入れ弱火でじっくりと火を入れ、煮くずれるほどやわらかくなったら、粗くつぶします。
(3)きび砂糖大さじ3~4とココナツミルク100ccを注ぎ入れ、混ぜ合わせたらできあがり。カボチャの甘さに合わせて、きび砂糖の量は調整してください。
先日は、ピーカンナッツを割ったものを添えてみました。ほかのナッツ類でもいいですし、カボチャの種をトッピングしてもかわいいかも! シナモンをふりかけてもおいしいですよ。
ぜひ試して、冬が旬のカボチャを味わってくださいね。