フジテレビ「ノンストップ!」のコーナー「ノンストップ! ESSE」。プロデューサーの吾妻聖子さんに、コーナーの裏側を紹介してもらいます。
今回はズッキーニのおいしい食べ方についてです。
笠原将弘さんに教わるズッキーニの食べ方
気がつくと、夏の終わりの気配が漂い始めました。早いものですね。ESSEコーナーでは、まもなくレシピ打ち合わせが12月のものになりそうです。コロナ禍の2度目の夏、何が辛いって、自分が自粛するだけでなく、子どもにも自粛させないといけないことですよね。子どもの頃の夏休みといえば、祖父母に会いに行ったり、花火大会やスイカ割りをしたり、いつもと違う景色をみせてあげたり、いつもと違う体験をさせてあげることができない。2度と戻らない子ども時間を奪っているような罪悪感が拭いきれません。少しでも家で夏休みを演出してあげたいなと思っています。
さて、そんなコロナ禍でも生放送は続きます。今日は先日の「おかず道場」で笠原さんから教えてもらった、ズッキーニについてご紹介しようと思います。今でこそズッキーニが普通にスーパーに並ぶようになりましたが、「最近出てきた野菜」というイメージがありませんか? ズッキーニはご存知の方も多いと思いますが、カボチャの仲間です。見た目はキュウリのようですよね。カボチャの仲間でウリ科の野菜なんです。
●ズッキーニはナスをイメージして料理する
皆さんはいつもどんな風に食べていますか? 私は炒めたりグリルすることが多いです。
おいしいし、大好きですが、レパートリーはそんなに多くありません。おそらくそういう方が多いのではないでしょうか?
先日の「笠原の眼」で教えていただいたのは、「ズッキーニはナスをイメージして料理しろ」ということです。これは私も驚きました。「え? カボチャでもキュウリでもなくナスですか?」と。
笠原さん曰く「ナスより使いやすいと思うよ。皮も剥かなくていいし、アクもないし」と。
そこで、スタジオではナスの揚げびたしならぬ、ズッキーニの揚げびたしを試食として出しました。出演者の皆さんも「おいしい!」と絶賛! 私も食べてみましたが、素揚げしたズッキーニは、形はそのままなのに、まさにナスのようなとろとろ食感になっています! 噛むとじわっ~とおだしが溢れ、甘味すら感じます。ナスに比べると少しさっぱりとした後味ですが、それがまさに夏にぴったり! キンキンに冷やすのもいいかもしれません。ナスよりは油を吸わないので、ヘルシーかも!
ほかにも、おみそ汁に入れたり、浅漬けにしたり、ナスだと思うと一気にレパートリーが広がりますよね。
しかもズッキーニは生でも食べられます。薄くスライスしたものをサラダに使うのもアリ! オリーブオイルと塩コショウだけでもおいしくいただけますよ! 塩ももみしたものを何かとあえて1品にするという手もあります。生で食べる場合はキュウリのイメージに近いかもしれませんね。
ぜひ皆さんも、ナスをイメージしてズッキーニを活用してみてください!