●子どものためのうどん弁当の開発に欠かせなかった女性たちの活躍

7月21日からは、期間限定で「丸亀こどもうどん弁当」も新発売に。TOKIO・国分太一さんと一緒に考えた、子どもが大喜びする商品になっています。“タコちゃんウィンナー”をはじめ、見た目も味も楽しくおいしい7種類のおかずの盛りつけも鮮やか! 食べるときの食欲に合わせて、半玉と1玉のどちらか選べるのもうれしいポイントです。

丸亀こどもうどん弁当の周りにイラスト
丸亀こどもうどん弁当の7種類のおかず
すべての画像を見る(全8枚)

この「丸亀こどもうどん弁当」開発の裏には、社風とそこで働く女性たちの活躍もありました。

「わが社はスーツを着ている人があまりいない、ラフな社風。うどんをはじめ、日常食を提供している会社なので、

私たちがスーツを着ちゃうと日常から離れてしまいますので。職場は仕事をする場所というよりも、コミュニケーションしに来る場所

という考えが、そういった会社の雰囲気につながっている。そうやってみんなで語らいながら考えるからこそ、いいアイデアが生まれていくのだと思います。とくに、今回は全国津々浦々のお子さまのいる女性スタッフさんたちの協力が欠かせませんでした」(宮林さん)

女性を見る男性

本社でも店舗でも、女性が大活躍しているという。また、麺づくりの知識・技術に長けたスタッフに“麺職人”の称号を与える社内制度では、全国に4人しかいない二つ星の麺職人のうち、3人が女性なんだとか。

 

今回の開発では、北海道から九州までの複数の店舗に声をかけ、うどんのプロフェッショナルとしてだけでなく、

子どもの親としての視点でも意見を集めていったそう

「とにかくたくさんのアイデアが出ました。『野菜は煮物にしたほうが、子どもが食べてくれやすい』とか『うちの子は唐揚げが好きだから、たくさん入れてよ』とか、そういう意見をまとめていったんです。うどんの量を2種類にしたのも、『うちの子は半玉でじゅうぶん』『我が家はよく食べるから、1玉がいいかも』などいろんな意見が出たから。あと、だしを袋ではなくボトルに入れたのも、非常に好評でした」(宮林さん)

日常的に商品開発に携わっている浦郷さんも「

今回の『丸亀こどもうどん弁当』に関しては、全スタッフで考えてつくりあげたもの

」と格別の思い入れがあるそうです。

丸亀こどもうどん弁当

「子どもたちを笑顔にすることを考えてつくりました。異なる食感の具材を詰めています。食育にもなると思うので、彩りとともに楽しんでもらえれば」(浦郷さん)

 

「コロナ禍で自由に外食も難しい昨今ですが、自宅でも外でも手軽に食べられるのがお弁当の魅力。“こども”とついていますが、大人でも注文できるので、ぜひ家族みんなで手に取ってみてください」(宮林さん)

 

コンパクトな容器のなかに、情熱や想いがつまった「丸亀うどん弁当」&「丸亀こどもうどん弁当」。大ヒットの理由には、多くの人のこだわりと努力がありました。