暑さや紫外線に悩まされる夏、対策を間違うと、じつは逆効果になることも。
そこでESSE読者500人の夏の悩みから実践しているケア方法まで一斉調査。プロにジャッジしてもらいました。
とにかく暑すぎ!プロが教える夏バテ対策は?
医学博士の福田千晶さん、睡眠コンサルタントの友野なおさん、管理栄養士・料理研究家の牧野直子さんにそれぞれ教えてもらいました。
●夏バテを放っておかないで。免疫力が下がり秋冬まで影響します
「夏は基礎代謝量が年間でもっとも低い季節。そのうえ、夏バテで崩れた体調をそのままにしておくと免疫力が低下し、さまざまな病気にかかりやすくなります。秋冬の代謝を高めるためにも、しっかり対策することが大切」(福田さん)。
具体的には、衣・食・住の3方向のケアがポイントに。
「室温や体温の調整はもちろん、夏太りにも注意。いつもより体が重くなるとそれだけでバテるので、食生活にも気をつけて」
<POINT>
・夏バテになると免疫力が下がって、冬に風邪をひきやすくなる
・暑さ対策は衣・食・住に気をつけるのが大切
<私はこうしてます!>冷房は一日じゅう、つけっぱなし(神奈川県・40歳)
夏は我慢しないでフル稼働。外気温に合わせて設定温度を朝晩で調整しています。
プロの回答「〇」:25~28℃でつけたままに。サーキュレーターの併用がベスト
熱中症リスクを避けるには、室温は28℃以下が目安。
「最近は室内も暑いので、一日つけっぱなしでOK。暑さに応じて25~28℃の設定で調整しましょう。サーキュレーターで風を回したり、エアコンの羽根の向きを上にすれば冷えすぎも防げます」(福田さん)
<私はこうしてます!>お風呂は暑いので、シャワーでサッとすませる(大阪府・31歳)
夏のお風呂は汗を流すのが目的。湯船につかると、余計に暑くなるような気もして…
プロの回答「×」:夏こそ温活! ぬるめのお湯に毎日つかって
夏はサンダルやエアコンで足元が意外と冷えているもの。
「38~40℃のややぬるめの湯に20分ほど入ると、手足がしっかり温まって自律神経が整います。入浴時間は、就寝時間の1~1時間半ほど前までにすませると睡眠にもよい効果が」(友野さん)
<おすすめアイテム>
重炭酸イオンが温浴効果を高め、疲労を回復してくれます。
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