「冷蔵庫の使い方を見ると、貯め上手かどうかわかる」。エッセ編集部はそんな情報をキャッチ! たとえば開けた瞬間に中身が見渡せる冷蔵庫なら、食材をムダにすることがなくなり、結果、食費が抑えられます。
そこで今回は、貯めてる人の冷蔵庫をのぞき見! 達人のワザを学んでいきましょう。

冷蔵庫内
在庫が一目瞭然! 使いやすい冷蔵庫
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食材ロスとムダ買いをなくす!食費が減る冷蔵庫のつくり方

夫と長女(5歳)、長男(3歳)、二男(7か月)の5人家族ながら、1か月の食費を4万円台前半にキープしているYさん。現在、育休中で10月に仕事復帰予定ですが、育休に入って収入が減ったにもかかわらず、昨年は年収の39%を貯蓄しているそう。
そんなYさん宅の冷蔵庫には、食材ロスとムダ買いを防ぐワザが満載! その中身を早速見ていきましょう。

●<POINT1>ロスを出さないよう食材をメモ

メモジャガイモナス鶏むね

使いきれずにムダにした「自分にとって苦手な食材」を書いたメモを冷蔵庫横にペタリ。

「苦手食材はどんなに安くても買わないようにしたら、食材ロスが自然に減りました」

●<POINT2>つくりおきは一等地において食べきり

野菜などつくりおき

食材は週に一度、日曜日にまとめ買いしているというYさん。買い物後は夫に子守りを頼み、簡単なつくりおきおかずを調理。

「横から見て残量がわかるようにガラス製の保存容器に入れ、目も手も届きやすい中段に置きます」

●<POINT3>おかず不足の救世主ご飯のお供は1か所に

冷蔵庫内のケースにかにかまなど

しらす干し、昆布のつくだ煮、ふりかけなどご飯のお供は、ケースにまとめて。

「持ち手つきなら引き出しやすいし、おかずがたりないかも…というときにサッと出せて安心」

●<POINT4>買い物に行ったら食材を即保存

冷凍室

まとめ買いのあとは、1週間食材がもつようにすぐに冷凍保存。

「肉と魚の半量は冷凍して週の後半に食べます。冷凍品を使いきってから買い物に行くので死蔵品はありません」

<肉は下味を>

ジップロックにお肉

肉は、酒やしょうゆなどで下味をつけてから冷凍。炒めるだけ、揚げるだけでメインおかずが1品完成するので便利。

<野菜は切って>

ジップロックに野菜

ネギは小口切り、大根はいちょう切りにして冷凍して、みそ汁の具に。キノコ類は食べやすい大きさにほぐし冷凍ミックスに。

●<POINT5>調味料は野菜室で保存し、劣化を防ぐ

野菜室

液体調味料は野菜室が適温という雑誌の記事を見てから、劣化を防ぐため調味料の定位置はここに。

「野菜もできるだけ重ねないようにしています。おかげで使い忘れもなし」

食材をムダにせず、使いきるための工夫が詰まったYさんの冷蔵庫。いかがでしたか? 気になるアイデアがあったらすぐに取り入れてみて! 食費を減らして貯まる家計を目指しましょう。