梅雨は、家の中の湿気が気になりますよね。気がついたらカビが生えていた…! なんてことも。
そんな家の中の湿気対策として除湿剤の活用方法を、お掃除ブロガーのよしママさんに教えてもらいました。

梅雨どきの強い味方!除湿剤の活用テク

除湿剤
梅雨どきに便利な除湿剤
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高温多湿の日本には欠かせないアイテム、除湿剤。とくに梅雨の時期は湿気が多くなるので、新しい除湿剤に交換したり、いつもより設置場所を増やすように心がけています。

除湿剤といっても種類は様々。最近の除湿剤は、湿気を吸うだけでなく香りつき、消臭機能つきのものも見られます。シーン別にあった除湿剤を正しく選び、衣類や家材を湿気から守りましょう。

●除湿剤はシーン別で使い分けて

代表的な除湿剤として、塩化カルシウムタイプとシリカゲルタイプがあげられます。

塩化カルシウムタイプ
塩化カルシウムタイプ

塩化カルシウムは、容器に液がたまる据え置きタイプと、保水剤などが入ってジェル状になるタイプがあります。いずれも使い捨てタイプになります。

シリカゲルタイプ
シリカゲルタイプ

シリカゲルは2つ種類があり、A型シリカゲルはお菓子の袋に入っているのと同じで使い捨てタイプ。B型シリカゲルは乾燥させれば何度も再生できるタイプになります。

何度も使えてエコだからといってB型シリカゲルのみだと、梅雨の時期は雨で乾燥させるタイミングがないときもあります。天候に左右されない使い捨てタイプを取り入れれば、雨が何日も続いても、家じゅう湿気だらけになることは避けられます。

使い捨てタイプには塩化カルシウムが使われた商品が多く、ドラッグストアやホームセンターなどで手に入りやすいです。

●梅雨の押し入れには、据え置き型を追加

押入れに除湿剤

押し入れには、普段はシリカゲルタイプを使用しています。ただ、梅雨はとくに押し入れなどの大きな空間には、据え置き型の物を追加することをオススメします。400ml~500mlほどの水をためてくれるものが主流。こまめに替える必要がないのは800mlなどの大容量タイプです。普通サイズのものを複数個おくのでもいいですね。

据え置き型は、倒してしまうと水分がこぼれてしまう可能性があるので、たまっている水の量を目視しやすい位置や、下の方に設置することをオススメします。

●大切な衣類には、何度も使えて防虫効果もあるものを

普段タンスや洋服ケースの中には、何度も使えて防虫効果も期待できるシリカゲルタイプ「ウッディラボ ダニよけシリカ」を使用しています。

衣類に除湿剤

ただ、喪服などの大事な服がかけてあるクローゼットには、使い捨てのクローゼット用除湿剤「エステー ドライペット クローゼット用」を追加で使用しています。

除湿剤をかける様子

●下駄箱のイヤなにおいは、消臭効果もある除湿剤でスッキリ

下駄箱に除湿剤

最近では、消臭効果や防臭効果のあるものも多いです。とくに下駄箱はにおいがこもりやすいので、消臭しながら除湿してくれる「エステー 備長炭ドライペット」を使っています。これを使うようになったとたん、イヤなにおいがほとんどなくなりました。

●湿気がたまりやすい家具の裏には、シートタイプがオススメ

シートタイプの除湿剤を取り出す様子

湿気のたまりやすいタンスの裏のカビ対策には、専用のシートが売られています。わが家で使っているのは、塩化カルシウムが使われた「オカモト 水とりぞうさん タンス裏用」。とくに梅雨だけでなく、結露の出やすい冬場にも重宝するアイテムです。湿気が流れ込みやすい風呂場近くのタンス裏に設置したり、結露が起きやすい北側の壁に面したタンス裏に設置するのがオススメ。

●除湿剤はシーズンごとにチェックを!

除湿剤は交換のタイミングを逃しがち。シーズンごとにチェックして、新しいものに交換しておきたいですね。とくに、梅雨前と結露の多くなる冬前は重点的にチェックする必要があります。なかでも雨の多い季節は、塩化カルシウムが使われた使い捨てタイプの除湿剤の追加での設置がオススメです。