かわいいイラストとともに綴られたパパ目線のインスタでフォロワー数40万人超と大人気のつむぱぱさん。実はインテリアのセンスも抜群で、DIYも得意。3年ほど前に築40年以上の中古マンションをリノベーションして理想の住まいを手に入れました。

目次:

理想の家の条件は“広いバルコニー”“広いバルコニー”は第2のリビングにカフェのようなキッチンを中心に広がる大空間

理想の家の条件は“広いバルコニー”

限られた予算の中で家を探すことは理想の物件を選ぶことではなく、”理想を取捨選択して絶対に捨てられないものを選ぶ行為”と気づいたつむぱぱさん。

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そんなつむぱぱさんが第一条件にしたのは「バルコニーが広い家」であることでした。
バルコニーは子どもの外遊びに、ホームパーティに大活躍!夜のバルコニーもムードがあって素敵です。

よく晴れた夏の日に、ビールを飲みながら長女のつむぎちゃんがプール遊びをしていると、最高の贅沢を感じるそうです。

“広いバルコニー”は第2のリビングに

物件選びの際に最も重視したというバルコニーを詳しくみていきましょう。

気持ちのいいアウトドアリビングは解放感満点!

バルコニー

「当初は一軒家とマンションとどちらがいいか迷ったのですが、同じフロアでバルコニーがフラットにつながるマンションを選びました。この物件は、専有面積は決して広くはありませんが、バルコニーの広さと眺めのよさは抜群。内と外がつながる感じも気に入っています」とつむぱぱさん。

周囲は木のフェンスで囲み、床にはウッドデッキと人工芝を採用しています。このヴィンテージ感がたまりません!
バルコニーの中心に置かれているベンチはつむぱぱさんの手作りで、雨の日はマットを収納できるというスグレモノ。窓の手前にステップを設けて室内と行き来しやすくし、内と外が自然につながるような一体感を演出しています。

窓

手づくりのフラッグや、直射日光や雨を防いでくれるタープも張られ、楽しげな雰囲気。

つむぎちゃんや猫のはじめちゃんと遊んだり、ときにはDIYに励んだりと、様々に楽しめる多機能スペースになっています。

さらにつむぱぱさんの家のバルコニーはキッチンの窓の手前にカウンターを設置。

飲み物や食べ物を外へ運んだり片付けたりするときに便利で、ママにも優しいつくりになっています。

カフェのようなキッチンを中心に広がる大空間

贅沢バルコニーが目を引くつむぱぱさんのお家、次は気になるお家の中を見ていきましょう。

細かく仕切られていたという間取りを一新し、LDKは2面に開口を備え、バルコニーともつながる大空間を実現しています。

リビング ソファ

高層階なのでカーテンは付けずに開放感を満喫!リビングにはオークの古材を用いてゆるやかにゾーニングしています。
ソファ前に置かれたローテーブルは、アメリカの農家で使われていた古い台車だそうです。腰壁が白く塗装されたカフェのようなキッチンは、ダイニング側の壁を斜めに設置しているのがポイントとなっています。

「キッチンはこの家の中心にあるのですが、壁の角度に少し変化をつけることで、“主役感”を強調しました」とつむぱぱさん。

調理器具が吊り下げられたオリジナルキッチンはコンパクトながらコックピットのように機能的で、“錆びた鉄風”にエイジング塗装された上部の収納や、ガス管と古材でつくられた棚なども存在感を放っています。

さらにインターホンのモニターもスイッチボックスもエイジング塗装、細かいところまで抜かりがありません!

玄関はなくモルタルの床が廊下の先のDKまでつづき、ここでも家の内と外を曖昧に。土間のような雰囲気がクール!

理想の家の条件を叶えたつむぱぱさんのおうちは、選んだもの一つ一つに生活を楽しむヒントが詰まっていました。

単にバルコニーが広いだけでなく、家族と過ごす時間を楽しむ場として現在進行形での工夫が感じられるところも、つむぱぱさんの家や家族に対する深い愛情が感じられます。

撮影/山田耕司
※情報は「リライフプラスvol.31」取材時のものです