様々なジャンルで活躍する方をゲストに迎えて、“すまい”にまつわるお話を伺うこのシリーズ。それぞれのライフスタイルの中で、「家に求めるもの」や「大切にしているもの」を深掘りしていきます。
すべての画像を見る(全8枚)第2回目は、スウェーデンに生まれ、18歳で単身来日した後、16回もの引っ越しを経験したというLiLiCoさん。
家に対する意識の高い北欧で育ち、これまで様々な街や家に暮らしてきた彼女に、家やインテリアについてのお話を伺いました!
■1番はやっぱり生まれ育った「スウェーデンの家」
今までに住んだ家でどこが1番良かったですか?という質問に、「うーん、やっぱり生まれ育ったスウェーデンの6LDKの家かな」と答えたLiLiCoさん。
ベッドルームが4つにランドリールームやワインセラーなどもあり、広々としたリビングにはグランドピアノが置いてあったとか。
「母がDIYでつくった、それは立派な庭がありました。道もつくるところから全部自分でやってましたね。砂場や家庭庭園もありました。」
ゲストルームと家族の個室にはそれぞれテーマカラーがあり、LiLiCoさんの部屋はグリーンだったそう。
どうやら、子どもの頃に住んだこの家が、現在の彼女のこだわりを作っているようです。
■インテリアのこだわりは「統一感」!
「自分の家を自慢できないような暮らし方ってソンだと思うんですよね。」と語るLiLiCoさんのインテリアのこだわりは、ズバリ「統一感」。
オレンジや赤、ピンクなどの暖色をベースにコーディネートしているそう。
キャンドル型のLEDランプやトルソーなどをコーディネート。ホッとため息が出そうな暖かい色合いです。
トランクを重ねてサイドテーブル代わりにする、ユニークなアイデアが光ります。
こちらは、自宅でホームパーティーを開いた時のテーブルセッティング。
部屋の雰囲気とインテリア、食器まで赤系統でまとめられています。派手になりすぎない色味が素敵!
LiLiCoさんが買い付け、運営するネットショップ「LiLiCoCo」
実はLiLiCoさん、2年ほど前から北欧の雑貨を中心に扱うネットショップを経営し、自ら買い付けも行っているそう。
「日本にも北欧雑貨のお店はたくさんあるけど、まだまだ知られていない、優れたデザインのものがたくさんあるです。それを皆に知ってほしくて。
日本人は、インテリアに関してはどうしても無難なものを選びがちだけど、もっと冒険して、暮らしを楽しむきっかけづくりができたらいいな。」
本誌「住まいの設計」には、彼女が生まれ育ったスウェーデンの家や、これまでに住んだ家についてなど、気になる“住まいに関するエピソード”が満載!ぜひ本誌も読んでみて下さいね!
撮影/幸田 森
【参考】
※ LiLiCoCo