つねに使う洗面所。頻繁に洗っていても、水アカなどの汚れはついてしまうもの。
お掃除研究家のおそうじペコさんに、100円ショップで買えるお掃除アイテムが優秀だと教えてもらいました。
大人気アイテム!100円で買える「CLOUD超吸水スポンジ」の上手な使い方
ウイルス対策で手洗い・うがいの回数が増え、洗面台の水はねが目立つようになりました。周囲に飛び散った水滴をそのままにしておくと、水アカやカビの発生につながります。そこで今回は、水はね対策に使いやすいと話題の「クラウド超吸水スポンジ」について、使い方のコツをご紹介します。
●おすすめポイント
吸水スポンジは、水回りの水はねや窓につく結露などを素早く吸い取ることができる便利なアイテム。100円ショップ「キャンドゥ」の「CLOUD超吸水スポンジ」は、使いやすさと個性的な形状から大ヒットしています。
・吸水力の高さ
吸水性と保水性に優れたPVA素材でできています。吸い取った水が戻りにくいため、一度で水ハネをふき取ることができます。
パットにためた水50ccにスポンジを置くと、数秒で水が吸水されました。大量に水を吸水しても、軽く絞れば何度でも使用できます。
・置いてかわいい小さな雲の形
雲の形のスポンジですが、下半分は真っすぐなので平面ならどこにでも置くことができます。また手のひらにおさまるサイズ感なので、吸水後に片手でもキュっと簡単にしぼることができます。
●上手に使うコツ
・使い始めはしっかり洗う
出荷時、スポンジには防カビ剤が含まれています。開封したら水またはぬるま湯で2~3回洗い、よくしぼってから使用開始します。防カビ剤を落とすことと、水分を含ませやわらかくして使いやすくするためです。
・雲の形を活かしてしぼる
吸水後しぼる時に、指を雲のくぼみに合わせると簡単にしぼることができます。親指以外がおさまる分=4か所にくぼみがあるので手にフィットします。また、スポンジは乾くと吸水しにくくなるので、乾燥して固くなっていたら、一度軽く濡らしてしぼってから使いましょう。
・水の量で吸水方法を変える
水はねの量によって使い方を変えるとより効率的に吸水できます。
大量の水たまりにはスポンジを軽く押しつけ、水分を上に吸水させると水の戻りがありません。
細かく水はねができているところは、まず一度上からポンポンと軽くたたくように水滴を吸水します。
一度スポンジをしぼってから再度残った水滴を滑らせるようにふき取ると、きれいに仕上がります。
●お手入れ方法
汚れた場合は、ぬるま湯を入れたボウルの中でやさしく押し洗いをします。洗剤を使用するとスポンジの中に洗剤成分が入り込み、完全にすすぐことができず、いつまでも泡が出るようになってしまうのでおすすめできません。
パッケージ裏に記載がありますが漂白剤やカビ除去剤などの薬剤は使用できません。耐熱温度60度なので熱湯消毒もできません。そのため、カビや汚れがつかないように、使用後はしっかりしぼってよく乾燥させておくことが大切です。
●まとめ
クラウド超吸水スポンジの一番のポイントは「置き型タイプ」という点です。私は洗面台とキッチンの2か所、水がよくたまりやすい水栓の後ろに置いています。ころんとした雲の形、手のひらにおさまるサイズ感、とても使いやすくヒット商品なのも納得です。
100円で楽しく水アカ防止対策をすることができますよ!