サル
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□:三
○:四

「三寒四温(さんかんしおん)」と「朝三暮四(ちょうさんぼし)」という四字熟語になります!

「三寒四温」とは、寒い時期と暖かい日が交互にやってくるような気候のこと。とくに二月から三月ごろにかけての時期に使われる言葉です。

たしかにその時期は、やっと春になって暖かくなったかと思ったら、また寒い日がやってくるような季節ですね。

「朝三暮四」とは、目先の違いにとらわれて、同じ結果になることに気づかないこと。もしくは、うまく人を騙すことを意味する言葉です。

この言葉には、由来となったお話があります。
昔の中国に、猿を飼っている人がいました。猿には朝に三つ、夕方に四つのエサをあげていましたが、猿はたりないと怒りました。そこで朝に四つ、夕方に三つのエサをあげるよう言うと満足した、というお話。

当然ですが、朝と夕方のエサを合計すればなにも変わっていないのですが、猿は朝にもらえるエサが多くなっただけでエサが増えたと勘違いしてしまったのです。
このお話から「朝三暮四」という四字熟語が生まれました。

ぜひ、ここぞというときに使ってみてくださいね。


【Q星群】

慶応卒&現役東大生のクイズ作家。佐藤顕司と山上大喜からなるユニットです。クイズの楽しさを届けられるような記事を書いていきたいと思います。Twitterは

@qseigun