大掃除のシーズンです。とくに頻繁に使うキッチンの壁は油汚れなどへばりつき、かなり大がかりな掃除になり、ちょっとぐったり…。
でも、そんなキッチンの壁の汚れの落とし方と、汚れを防止するシートについて教えてくれたのは、節約掃除を研究するブロガーのよしママさん。来年からキッチン掃除が一気にラクになりますよ!
大掃除と予防はセットに!キッチンの壁には汚れ防止シートを貼るのが最適
壁用の「キッチン汚れ防止シート」は汚れを防止してくれるだけでなく、キッチンの雰囲気も変えてくれる優秀なアイテム。一度シートを貼れば、汚れたら、また新しいものに貼り替えてすぐにピカピカの状態に戻せるので掃除がラクになります。わが家は、手に入れやすく、壁一面に貼っても安くすむ100円ショップのものを愛用しています。
キッチンの壁は油汚れや食材汚れ、水ハネがついてお掃除が大変な場所。汚れ防止シートを貼るのは、いちばんきれいになる大掃除の機会がチャンスです。掃除のあとに貼るのは手間がかかりますが、こまめに掃除することと比べたら苦になりません。
●100円ショップでも買えるキッチン汚れ防止シート
キッチンの油ハネと水回りの水ハネしやすい場所を中心にコンロ周りからシンク前まで貼ります。今回はセリアの「壁用キッチン汚れ防止シート ホワイトレンガ柄」を買って貼り替えをします。キッチンの壁の大きさに合わせて買いたしてくださいね。じつは、何度も貼り直しができるので、DIY初心者でも簡単にできますよ。
選ぶ基準はキッチン用と書いてあるもの。熱に強く、燃えにくい素材でできています。以前、キッチン用以外のタイプをキッチンに貼ったのですが、熱ですぐにはがれてきてしまったのでおすすめできません。またキッチン用は表面がツルツルしているので貼ったあともお手入れがラクになります。セリアのシートの交換目安は1年。それ以上経つと粘着剤が壁に残る可能性があるそうです。
※土壁や化粧合板、壁紙、ガラスには使用できません。タイル・ステンレスの壁面を推奨しています。わが家は壁が凹凸があるタイプなので、剥がれ防止対策に、両面テープを併用して補強します。
●貼り替えどきは掃除のチャンス!簡単にできる貼り方
(1) 壁を掃除する
まず、古いシートを剥がしていきます。シートが貼がれていたところは、汚れがこびりついていました。油汚れや食器洗いなどで飛んだ食材の汚れですね。とはいえ、シートがなければもっと汚れがついていたことを考えると、シートの存在はありがたいです。
掃除はアルカリ性の洗剤を利用して行います。
スプレーしてしばらくおいてから、マイクロファイバークロスでふき取ります。ガンコな汚れはメラミンスポンジを利用しています。油分をしっかり取っておかないと、剥がれやすくなるので、素手で触ってベタベタした所がないか確認します。
(2) シートを貼る
掃除後、壁が乾いてからシートを貼る作業をしていきます。シートについている剥離紙をはずし、少しずつ角から貼っていきます。わが家の場合は両面テープを併用しているのですが、まず全体の位置を決めてから両面テープのシートを剥がして貼るようにしています。
しかし、両面テープを使うとシートを剥がしたときに両面テープの跡が残ってしまいます。なので、マスキングテープや養生テープを先に壁に貼ってから、その上に両面テープを貼ることをおすすめしています。
テープの色がシートに透けやすいので目立たない色を選ぶのがポイントです。
シートを貼り着けるとき、空気がなるべく入らないように、中心から外へ向けて布で押さえていきます。
これで完了です。掃除もしっかりできて、キッチンの雰囲気も変えることができました。まるで新品のよう!
●普段のお手入れ
この汚れ防止シートはツルツルして汚れが落ちやすいので、マイクロファイバークロスだけでサッと落とせます。汚れが落ちないときは、中性洗剤の食器用洗剤を利用してやさしく落としていくのがいいでしょう。
●大掃除は汚れ防止のチャンス!普段のお掃除がラクになる
大掃除したときが、汚れ予防するチャンス。貼る作業は大変ですが、一度貼ってしまえば、次回からは新しいシートを準備すれば、簡単にきれいをキープすることができます。また貼りかえるたびに新しい柄が選べて、好みの雰囲気にすることができ、お掃除も楽しくなりますよ!