豚肉の中でも安くて使いやすいと人気の「豚こま切れ肉」。ESSEonlineでこれまで紹介した豚こま肉レシピの中から、とくに人気の「殿堂入り」レシピをご紹介します。
ササっとつくれる炒めものから、これも豚こま!? と家族も驚く豪華おかずにお弁当にもおすすめなおかず、便利な冷凍術まで、いろいろなタイプの豚こまおかず・レシピをご用意。たくさんの人気料理家さんが提案してくれた、お金も時間もかけずに満足感バッチリな「豚こま肉」のレシピ、毎日の献立にぜひ活用してみてください。
簡単、絶品「豚こま肉」大人気レシピ20
まずは、時間をかけずにパッとつくれる人気の豚こま肉おかずをご紹介!
●志麻さんの「豚こま肉とポテトのガーリック炒め」
すべての画像を見る(全21枚)伝説の家政婦として知られる料理家・志麻さんが教えてくれた、材料費100円以下の豚こま肉&ジャガイモを使ったラクうまレシピ!
【材料(4人分)】
- 豚こま切れ肉 200g
- 塩、コショウ 各適量
- ジャガイモ 大3個(約750g)
- サラダ油 大さじ2
- ニンニク(みじん切り) 1かけ
- パセリ(みじん切り) 小さじ1
【つくり方】
(1) 豚肉は1枚ずつ広げ、塩、コショウをしっかりとふる。ジャガイモは洗って皮つきのまま1個ずつラップに包み、電子レンジ(600W)で6分加熱し、上下を返してさらに6分加熱する。やけどに注意しながら熱いうちに皮をむき、縦半分に切ってから1cm厚さに切る。
(2) フライパンにサラダ油を熱し、強めの中火で(1)のジャガイモの表面をカリッと焼き、取り出す。
(3) フライパンに油が残っていなければ油少し(分量外)をたし、(1)の豚肉を中火で焼く。両面焼き色がついたら(2)を戻し入れ、ニンニクを加えてあおるように炒め合わせる。パセリを加えて軽く混ぜ、器に盛る。
レシピ詳細はこちらから。
志麻さんの豚こま肉×ジャガイモレシピ。材料費100円以下で大満足
●豚こまキャベツの塩ダレ炒め
忙しくても家族が喜ぶごはんをつくりたい、お財布に優しくてボリューム満点のおかずをつくりたい…。そんなときに大活躍のレシピを紹介します。使うのはキャベツと豚こまだけ。8分でつくれる、ヘビロテ間違いなしの一品です。
【材料(2人分)】
- 豚こま切れ肉 150g
- キャベツ 1/5個(200g)
- ゴマ油 小さじ2
- A[水1/4カップ 顆粒鶏ガラスープ小さじ1 片栗粉小さじ1/2 塩小さじ1/4 ニンニク(チューブ・あれば)1cm]
- 粗びきコショウ(黒) 少し
【つくり方】
(1) キャベツは4cm角に切る。Aは合わせておく。
(2) フライパンにゴマ油を中火で熱し、豚肉を炒める。肉の色が変わったらキャベツをのせてフタをし、弱めの中火で3分蒸し焼きにする。
(3) フタを取って炒め合わせ、キャベツがしんなりしたら、Aを加えて手早くからめる。器に盛り、粗びきコショウをふる。
詳しいレシピはこちら。
●「賛否両論」笠原将弘さんのジンジャーエールで簡単!ショウガ焼き
日本料理店「賛否両論」の店主・笠原将弘さんが教えてくれたのは、豚こま肉を使った簡単なのに本格的な味わいの絶品ショウガ焼き。なんと、ショウガの代わりにジンジャエールを使います! いつものショウガ焼きよりしっとり仕上がりますよ。
【材料(4人分)】
・豚こま切れ肉 300g・A(ジンジャーエール1と1/2カップ(300cc) しょうゆ1/4カップ)
・タマネギ 1個
・サラダ油 大さじ2
・キャベツ(千切り) 1/4個
・いりゴマ(白) 大さじ1
・一味唐辛子 少し
【つくり方】
(1) 豚肉をボウルに入れてAを注ぎ、20分ほど漬ける。タマネギは薄切りにする。
(2) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)を入れてしんなりするまで炒める。1を漬け汁ごと加え、こまめにアクを除きながら、強火で4~5分炒め煮にする。
(3) 器に盛ってキャベツを添え、いりゴマと一味唐辛子をふる。
「賛否両論」笠原将弘さんが伝授。ジンジャーエールでつくる簡単! 絶品! ショウガ焼き
●豚こま&卵だけで中華風メインおかずが完成「豚玉の中華あんかけ」
豚こま肉、卵のたった2つの素材でできるメインおかずを教えてくれたのは、人気料理ブロガーのYuuさん。ふわふわ卵ととろ~りあんがあと引くおいしさです。
【材料(4人分)】
・豚こま切れ肉 300g・卵 6個
・A[片栗粉、酒各大さじ1 塩少し]
・サラダ油 大さじ1
・B[しょうゆ、酒、砂糖各大さじ1と1/2 オイスターソース、顆粒鶏ガラスープ各大さじ1/2 片栗粉小さじ2 ショウガ(チューブ)2~3cm 粗びきコショウ(黒)少し 水1カップ]
【つくり方】
(1) 豚肉はAをもみ込む。卵はよく溶きほぐす。
(2) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)の豚肉を炒め、肉の色が変わったら端に寄せる。強火にし、フライパンのあいたところに(1)の溶き卵を流し入れ、大きく混ぜながら炒める。半熟状になったら肉と手早く炒め合わせ、器に盛る。
(3) フライパンをペーパータオルでさっとふき、Bを入れて混ぜる。強めの中火でとろみがつくまで煮て、(2)にかける。
豚こま&卵だけで中華風メインおかずが完成。ご飯も進みます
●志麻さんの豚こま肉とキャベツの「シュークルート風」
フレンチシェフの経験をもとに、普段の食材でつくれる華やかなメニューが大人気な“伝説の家政婦”・志麻さん。豚こま肉たった200gで、フランス料理「シュークルート」風のボリューム満点おかずをを教えてくれました。
【材料(4人分)】
・豚こま切れ肉 200g・塩、コショウ 各適量
・キャベツ 1/4個
・タマネギ 1/2個
・ニンジン 1本
・サラダ油 大さじ1
・A[白ワイン、水各1/2カップ 酢1/4カップ 固形コンソメスープの素1個]
・ソーセージ 8本
【つくり方】
(1) 豚肉に塩、コショウで下味をつける。キャベツは粗い千切りにし、塩小さじ1/2をふって混ぜる。タマネギは薄切りにする。ニンジンは7~8mm厚さの輪切りにする。
(2) 鍋にサラダ油を熱し、1のタマネギに塩をひとふりして弱火で炒める。しんなりしたら(1)のキャベツ、ニンジン、豚肉の順にのせ、Aを加えてフタをして30分ほど煮る。
(3) 仕上げにソーセージを加えて5分煮て、味をみて塩をたす。
●リュウジさん考案の塩ダレキャベツ豚丼。野菜嫌いの本人も太鼓判!
もともと野菜が好きではなかったという料理研究家のリュウジさんが「これなら本気でおいしく食べられる」と太鼓判を押したのが、この「塩ダレキャベツ豚丼」。お腹も満足なのに、ボリューム満点!
【材料(1人分)】
・ご飯 1人分・豚こま切れ肉 100g
・塩、コショウ 各適量
・薄力粉 小さじ2
・キャベツ(ざく切り) 120g
・サラダ油 小さじ2
・A[酒大さじ3 中華調味料(ペースト)小さじ1弱]
・レモン汁 小さじ1
・粗びき黒コショウ、ラー油(好みで) 各適量
【つくり方】
(1) 豚肉は塩、コショウをふり、薄力粉をまぶす。
(2) フライパンにサラダ油をひいて中火にかけ、(1)を焼く。肉の色が変わったらキャベツとAを加えて炒める。水分がなくなったら火を止め、レモン汁を加えて混ぜる。
(3) 器にご飯を盛り、(2)をのせて黒コショウをふり、好みでラー油を回しかける。
●肉野菜炒めがシャキシャキおいしい!「豚こまと野菜の塩炒め」
豚こま肉の定番レシピと言えば「肉野菜炒め」。でもベチャッと食感が悪くなってしまったり味が決まらなかったりと、おいしくつくるのが意外と難しいことも。肉は濃いめに調味し、肉と野菜を別々に炒めると味がぼけずにシャキシャキ食感に仕上がります。
【材料(4人分)】
・豚こま切れ肉 300g・A[ニンニク(すりおろす)、塩各小さじ1/2 コショウ少し]
・キャベツ 1/4個(250g)
・ニンジン 1/2本
・ニラ 1束
・ゴマ油 大さじ1
・ショウガ(千切り) 小1かけ
【つくり方】
(1) 豚肉は食べやすい大きさに切り、Aをもみ込む。キャベツは3cm四方に切り、ニンジンは薄い半月切りにする。ニラは食べやすい長さに切る。
(2) フライパンにゴマ油大さじ1/2を強めの中火で熱する。(1)の野菜を入れてしんなりとするまで1~2分炒め、器に盛る。
(3) (2)のフライパンを再度強めの中火で熱し、残りのゴマ油、ショウガを入れて炒める。香りが立ってきたら(1)の豚肉をほぐしながら加え、3分ほど炒めて(2)の野菜にのせる。
●ポン酢で簡単、香味ダレが食欲増進。豚肉とマイタケの炒め物
忙しい日には、1つで味が決まるポン酢しょうゆを使った、豚こま肉レシピがおすすめ。漬けダレと仕上げにかけるニラ香味ダレの“Wポン酢使い”で、ワンランク上の一品に。
【材料(4人分)】
・豚こま切れ肉 400g・マイタケ 3パック(300g)
・ニラ 1束
・ポン酢しょうゆ 大さじ3
・小麦粉 大さじ1
・サラダ油 大さじ1
【つくり方】
(1) 豚肉はポン酢しょうゆ大さじ1をもみ込み、小麦粉を全体にまぶす。マイタケは大きめにほぐす。
(2) ニラは1cm長さに切って残りのポン酢しょうゆと合わせる。
(3) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)の豚肉を広げ入れて2分ほど焼きつけてから端に寄せる。あいたところに(1)のマイタケを加えて2分ほど焼きつけ、(2)を回し入れてひと混ぜする。
●塩だけなのにウマすぎる。「フライパン肉野菜蒸し」レシピ
フライパンに食材を入れたら8分蒸すだけで完成の超時短レシピ! 豚こま肉や野菜のうま味がしっかりと引出された、塩だけとは思えぬ深い味わいに仕上がります。
【材料(4人分)】
・豚こま切れ肉 400g・サツマイモ 小1本(200g)
・トマト 1個
・塩 小さじ1
・水 大さじ5
【つくり方】
(1) フライパンに豚肉を入れ、塩をふって軽くもんでなじませ、平らに広げる。
(2) サツマイモは皮つきのまま1cm厚さの半月切りにする。トマトは4等分のくし形に切る。
(3) (1)の肉の隙間に、(2)のサツマイモをフライパンの底面に触れるように入れ、トマトを上にのせる。
(4) 分量の水を加え、フタをして中火で8分蒸し煮にする。全体に火がとおったら器に盛る。
●レンチン10分で絶品カレー。煮込みいらずで野菜のうま味たっぷり
たっきーママさんこと奥田和美さんが教えてくれたのは、材料をすべてチンするだけでできる、彩り鮮やかな豚こま肉と野菜のカレー。トマト缶を使えば煮込み時間の短縮にもなります。
【材料(4人分)】
・温かいご飯 800g・豚こま切れ肉 150g
・ナス 2個(200g)
・オクラ 8本(80g)
・カレールウ 4かけ(40g)
・バター 20g
・A[トマト缶(カット状)1缶(400g) 水1と1/2カップ 砂糖大さじ1
【つくり方】
(1) ナスはヘタを除いて2cm角に切る。オクラは表面を塩少し(分量外)でもみ、ヘタを取る。耐熱容器にAを入れて混ぜ、(1)を入れて混ぜる。真ん中をあけるようにして豚肉を並べ、中央にカレールウを加える。
(2) ふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)で10分ほど加熱し、バターを加えてよく混ぜる。
(3) 器にご飯を盛り、(2)を等分してかける。
●新タマネギと豚こまのすき煮
共働き料理家のぐっち夫婦に、豚こま肉を新タマネギを使った手軽なのにおいしい、豚肉のすき煮のレシピを教えてもらいました。
材料(X人分)
- 豚こま肉 250g
- 新タマネギ 1個
- 長ネギ 1本
- 卵 2個
- 塩・コショウ 各少し
- 酒 大さじ1
- サラダ油 小さじ2
- 一味唐辛子 少し
- A[だし汁200ml しょうゆ大さじ2 みりん、酒各大さじ1 砂糖小さじ1]
【つくり方】
(1) 新タマネギは5mm幅の輪切りにする。長ネギは斜め薄切りにする。豚こま肉は塩・コショウ、酒をふっておく。Aは合わせておく。
(2) フライパンにサラダ油(小さじ1)を中火で熱し、豚こま肉を炒めて火が通ったらいったん取り出す。
(3) 同じフライパンにサラダ油(小さじ1)をひいて中火で熱し、新玉ネギを焼く。豚こま肉を戻し入れる。Aを加え、ふたをして5分煮る。
(4) 長ネギを加えてフタをし、さらに2分煮る。
(5) お好みで一味唐辛子をふり、卵につけてめし上がれ。
詳しいレシピはこちら。
旬の新タマネギと豚こまのすき煮。とろっと食感で主役級のおいしさ
これも豚こま肉!?大満足おかず
パッと見、豚こま肉とは思えないごちそう感たっぷりのレシピをご紹介します。
●豚こま肉で簡単!みきママの「揚げないデミカツ弁当」
つくるのが大変なイメージのあるとんかつ。じつは、とんかつ用の豚肉を使わない&揚げなくても、豚こま肉を使用してボリューム満点、サクッとおいしいカツができるんです。面倒な衣づくりも不要! 子どもも喜ぶお弁当レシピを人気料理家のみきママさんに教えてもらいました。自宅で食べるときはデミカツ丼にするのも◎。
【材料(1人分)】
- 豚こま切れ肉 150g
- 塩、コショウ 各ひとつまみ
- 片栗粉 小さじ1/2
- パン粉 適量
- サラダ油 大さじ2
- A[ビーフシチュールウ 1かけ(20g) マトケチャップ 大さじ1/2 中濃ソース 小さじ1 水 1/2カップ]
【つくり方】
(1) 豚肉は塩、コショウをふって片栗粉をまぶし、平らにしてフライパンにのせる。表面に水(分量外)を塗ってパン粉をつける。
(2) サラダ油を回し入れ、両面8分ほど焼いて火をとおす。
(3) 耐熱容器にAを入れ、ラップをせずに電子レンジ(600W)で3分ほど加熱する。取り出して混ぜ、(2)にかける。
詳しいレシピはこちら。
みきママの揚げない「デミカツ」弁当。豚こま肉でこのボリューム!
●豚こまの三色オイスター炒めの3品献立
再現しやすい節約レシピが評判な料理家・りなてぃさん考案の、カラフルで食卓に並ぶと気分が上がる豚こま肉レシピをご紹介。ボリューミーなので家族も大喜び間違いなしです!
材料(4人分)
- 豚こま切れ肉 300g
- コマツナ 1束
- ニンジン 1本
- A[酒、片栗粉各大さじ1 しょうゆ大さじ1/2 ニンニク、ショウガ(各チューブ)各2~3cm 塩、コショウ各適量]
- 卵 4個
- ゴマ油 大さじ1と1/2
- B[オイスターソース大さじ1・1/2 酒、みりん各大さじ1 砂糖大さじ1/2]
- 塩、コショウ 各適量
- いりゴマ(白) 適量
【つくり方】
(1) コマツナは3~4cm幅に切る。ニンジンは細めの短冊切りにする。豚肉は食べやすい大きさに切ってポリ袋に入れ、Aを加えて下味をつける。卵は溶いておく。
(2) フライパンにゴマ油大さじ1/2を熱して(1)の溶き卵を流し入れ、やや半熟状のスクランブルエッグにし、取り出しておく。
(3) フライパンに残りのゴマ油大さじ1を中火で熱し、(1)の豚肉を2~3分炒める。(1)のコマツナ、ニンジンも加えてさらに3分ほど炒める。Bを加えて1分ほど全体を煮からめたら、(2)の卵を戻し入れて炒め合わせる。仕上げに塩、コショウで味をととのえ、ゴマをふる。
詳しい献立レシピはこちら。
●ご飯が進む「豚こま肉の油淋鶏」。副菜も一緒に揚げて超時短献立に
火のとおりが早い豚こま肉を使った油淋鶏風おかず。メインとサブの具材をいっぺんに揚げることで調理時間をぐっと短縮。調味は最後、別々にすればすべての調理がたった8分で、大満足の2品献立が完成!
【材料(4人分)】
<豚肉で油淋鶏>・豚こま切れ肉 500g
・長ネギ 1/2本
・A[しょうゆ、酢各大さじ2 砂糖大さじ1・1/2 豆板醤小さじ1/4]
・B[卵1個 片栗粉大さじ4 しょうゆ大さじ1]
・サラダ菜 1個
<カボチャの素揚げ>
・カボチャ(カットタイプ) 12切れ(260g)
・揚げ油 適量
・カレー粉、塩 各少し
【つくり方】
(1) フライパンにかぼちゃと油フライパンにカボチャを入れ、油を深さ3cmほど注ぐ。強めの中火にかけ、190℃まで上げながら3~4分ほど揚げる。
(2) 長ネギは5cmほどずつフォークで割き、粗みじん切りにする。ボウルにタレボウルに入れてAを加え、混ぜ合わせタレをつくる。
(3) ひき肉と卵をもみ込む別のボウルに豚肉を入れ、Bを加えて一気にもみ込む。(1)に豚肉をひと口大になるよう適量ずつ加え、4分ほど揚げる。カボチャは色づいたら取り出し、カレー粉、塩をふる。
(4) タレをかけるサラダ菜をちぎって器に盛る。豚肉がカリッとしたら取り出し、上にのせて(2)をかける。
●特売の豚こま肉でチーズを挟むだけ!志麻さんのごちそうフライ
志麻さんの手にかかれば、豚こま肉が、リッチなチーズカツに変身! 重ねた豚肉とチーズがマッチし、気軽にごちそうおかずができちゃいます。
【材料(4人分)】
・豚こま切れ肉 500g・スライスチーズ 4枚
・塩、コショウ 各適量
・A[卵2個 水1/4カップ 小麦粉大さじ4]
・パン粉、サラダ油 各適量
・B[マヨネーズ大さじ4 ケチャップ大さじ1]
・サラダ菜 適量
【つくり方】
(1) 豚肉1/8量をトンカツの大きさに成形し、上に三つ折りにしたチーズをのせ、上から豚肉1/8量でおおう。残りも同様につくる。
(2) (1)の両面に塩、コショウをしっかりふって下味をつける。
(3) バットにAをよく混ぜ合わせてバッター液をつくり、(2)をくぐらせ、パン粉をまぶす。
(4) 少量の油でじっくり揚げ焼きに。フライパンの底に広がる程度の少なめの油を入れ、(3)を重ならないよう並べる。弱火にかけ、肉の周りの色が変わり、衣に焼き色がついたら、裏返して揚げる。サラダ菜とともに盛り、混ぜたBを添える。
●節約食材の豚こまで簡単!がっつり!のりチーズ焼き
豚こま肉は切る手間いらずで調理しやすいのも魅力。ひき肉のように粘りが出るまでこねたり、丸めて成形したりせずにつくれるのに、つくねやハンバーグみたいにがっつり満足できるレシピ、「豚こまのまとめ焼き」をご紹介します。
【材料(2~3人分)】
・豚こま切れ肉 300g・A[酒 大さじ1 しょうゆ 大さじ1 片栗粉 大さじ1 塩、ブラックペッパー 少々]
・のり 全形1枚
・ピザ用チーズ お好みの量
・ゴマ油 小さじ2
【つくり方】
(1) ボウルに豚こま切れ肉を入れ、Aを入れてよく混ぜます。
(2) 全体に調味料がいき渡ったらピザ用チーズを入れ、のりをちぎり入れてざっくり混ぜます。
(3) フライパンにゴマ油を引いて熱し、(2)を8~10等分になるように手でつまんでまとめ、フライパンに落とし入れます。
(4) 中火で2分ほど焼き、こんがりと焼き色がついたらひっくり返してフタをし、弱中火にして4分ほど焼いて完成です。
【つくり方】
豚こま肉の冷凍テク&レシピ
特売の豚こま肉をまとめ買いしたら、下味をつけたり、軽く調理して冷凍しておくと便利! つくっておけば平日のご飯づくりがぐんとラクになりますよ。
●あると助かる下味冷凍「豚こまのみそ漬け」
共働き料理研究家のぐっち夫婦に、切る手間いらずな豚こま肉を使った下味冷凍「豚こまのみそ漬け」を教えてもらいまいた。冷凍しておいたピーマンと一緒に炒めれば、包丁もまな板も使わずに一品を完成できますよ。
【材料(つくりやすい分量)】
・豚こま肉 350g・A[みそ大さじ2 酒大さじ1 しょうゆ大さじ1/2]
【つくり方】
(1) ジッパーつきの保存袋に豚こま肉を入れ、Aを加えてもみこむ。
(2) できるだけ平らにし、空気を抜いて封をし、冷凍庫で保存する。
●【下味冷凍のやり方】豚こま肉なら、なににでも使いまわせる甘辛味が便利
下味冷凍するのに最適な豚こま肉。ここでは、野菜と炒めたり、どんぶりにしたり、味をたしてショウガ焼きやカレー煮にしたり…使い回しがしやすい甘辛味の下味冷凍をご紹介します。
【材料(つくりやすい分量)】
・豚こま切れ肉 400g・A[しょうゆ、酒、みりん各大さじ3 砂糖大さじ1]
【つくり方】
(1) 豚肉は大きければひと口大に切る。
(2) 冷凍用保存袋にAを入れて混ぜ合わせ、(1)を加えてよくもむ。なるべく薄く平らにのばして空気を抜き、袋の口を閉じて冷凍する。
●節約食材・豚こま肉。この冷凍テクなら食べ飽きない!
ESSEが注目する節約料理ブロガーの嘉藤和美さんが「便利!」と太鼓判を押すのが、形状を変えた、豚こま切れ肉の冷凍。形が違うと使い道が広がるうえ、食感が変わるので飽きにくくなるのだそう。とくに、ひき肉よりも安くつくれて、かたまり肉のようなボリュームが出る「肉団子」なら家族も大満足間違いなし。
【冷凍肉団子の材料とつくり方】
(1) 豚こま切れ肉200gに酒大さじ1をふり、片栗粉大さじ1をもみ込んでしっかりなじませる。
(2) ひと口くらいの大きさに握って丸める。力を入れすぎず、優しく丸めるのがポイント。
(3) フライパンにサラダ油小さじ1を熱し、肉団子を入れ、焼き目がついたら返してフタをし、約1分焼く。
豚こま肉が一気においしくなるワザ
調理しやすくていつも安価な豚こま。とはいえ、「焼きムラができる」「お肉がかたい」といったことはありませんか。そこで、料理研究家の小田真規子さんに、豚こまをおいしくするワザを教えてもらいました!
●豚こまのお悩み1:あれ、ここまだ焼けてない…とムラがある
【ムラあり豚】とは?
くしゃっとなって重なりやすく、火どおりにムラが出てしまう豚。均一に火がとおればおいしいのに…といつもざんねんがられている。形や調理法で、火を入りやすくするのがコツ!
●豚こまのスゴワザ1:平らに成形する
食べごたえを出そうと丸めると、より加熱ムラが…。そんなときは、平らに押してまとめて。ぐっと火がとおりやすくなりますよ。
●豚こまのスゴワザ2:煮物や揚げ物に
定番の炒め物は加熱ムラが出やすいので、調理法をチェンジ! しっかりと加熱できる揚げ物や煮物にして火どおりを均一にしちゃいましょう。
詳しくはこちら。
豚こま肉が一気においしくなる小ワザ6つ。主役級の味わいに