暑さも落ち着き、ベランダに出てお洗濯を干すのが楽しくなる時季です。
100円ショップの新商品に詳しく、クリンネスト1級の資格をもつ藤原暁さんにダイソーに売っているおすすめ洗濯グッズを教えてもらいました。

洗濯がラクになる!便利なダイソーグッズ3選

秋は湿度も低くなり、お洗濯には最適な季節です。カラッと晴れた日は洗濯物もよく乾くのでお洗濯も楽しくなりますよね。今回は、ダイソーで見つけたお洗濯に役立つグッズを紹介します。

●クッション洗濯ネット(マチつきバッグ型)

クッション洗濯ネット2つ
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バッグ型の洗濯ネットはいくつか種類がありますが、これはとにかくとても使いやすい。今まで使ったことがあるバッグ型洗濯ネットの中で、私の中ではこれがベストです!

自立した洗濯ネット

本体は厚手のクッション生地で自立するほどしっかりしたつくりになっています。グレーは中に衣類を入れてもほとんど透けません。

衣類を入れた白い洗濯ネット

白色は色の濃い衣類を入れると多少透けますが、そのままバッグとして使えます。旅行やジム、温泉などへのバッグインで使のにおすすめです。

持ち手を持つ様子

持ち手は持ちやすいのに邪魔にならない絶妙な長さと太さでとてもいいです! ほかのバッグ型ネットのように、持ち手が長すぎたり、ファスナーを閉じるときに持ち手が邪魔になったりすることもありません。

あまりに使いやすかったので色違いで2枚買って、息子の体操服入れに使っています。

バッグに体操服を入れて持って学校へ行き、使ったら帰宅後そのまま洗濯に放り込むだけ。翌日はもう1枚に新しい体操服を入れて…と日替わりで2枚を順番に使っています。体操服を出したり入れたりの手間が減るうえに、出し忘れもなくなり、さらにバッグも毎日洗えるので一石二鳥です。

白洗濯ネットの上に衣類

息子は高校生ですが、バッグは底マチもたっぷりついていて、半そで、ハーフパンツ、タオルが入るちょうどいい大きさです。あまりにしっかりしたバッグなのでちゃんと中まで洗えるのかな? と不安でしたが、体操服など日常使う程度の汚れはちゃんと洗えています。

ただし、汚れのひどいものはネットから出して洗った方がいいですし、ネットの詰め込みすぎは中まで洗えなくなるので注意してください。

●両面使える洗濯ネット

両面使える洗濯ネット
両面使える洗濯ネット

文字通り両面使えるファスナーがついていて、リバーシブルで使える洗濯ネットです。わが家の普段使いの洗濯ネットはこれ一択です。種類は角型と円柱型、球体型の三種類あり、私はなにかと使いやすい円柱型を使っています。

わが家では洗濯物は脱いだ人が自分で洗濯ネットに入れるシステムなのですが、ネットが裏返った状態のまま直さずに入れてしまう人がいまして…裏向きのまま無理やりファスナーを閉めて、あかなくなってしまったり、ファスナーに衣類が噛んでしまうことがよくあり、家族に対してイライラすることがよくありました。

両面使える洗濯ネットのファスナー部分

それがこの「両面使える洗濯ネット」はリバーシブルで使えるため、裏向きに入れられてファスナーがあかなくてイライラすることがない! 入れるときにネットが表かどうか確認する必要もなければ、洗濯が終わってネットから取り出すときもネットが裏返しにならないように気を使うこともありません。

リバーシブルファスナーでしっかりしているので衣類も噛みにくく、子どもにも使いやすいと好評です。さらに両面で使うことでネットの中にホコリがたまりにくいというメリットもあり、まさにいいことづくし。これで普通のファスナーのネットと同じ値段ですから、使わないなんてもったいない! 本当におすすめの商品です。

●V字ハンガーキャッチ/ハンガーが掛けられる竿ストッパー

V字ハンガーキャッチとハンガーが掛けられる竿ストッパー

いいお天気の日には一気にたくさん洗濯したくなりますが、洗ったのはいいけれど干すところがない! なんてことも…。そんなときに使えるグッズもダイソーにはあります。

V字ハンガーキャッチを竿にかけた様子

「V字ハンガーキャッチ」は竿と竿の間のスペースを有効活用できるすぐれもの。竿にシーツやタオルがかかった状態でも使うことができ、すき間にハンガーをかけることができます。シーツやタオルのすき間に干せば見られたくない衣類を目隠し干しするのにも使えます。耐荷重は5kgありますが、ひっかける竿がしっかり固定されているか確認してから使ってください。

ハンガーが掛けられる竿ストッパーを竿にかけた様子

干すスペースを有効活用するグッズはほかにも。「ハンガーが掛けられる竿ストッパー」は物干し竿のずれを防ぐストッパーとハンガーキャッチが一体になっているアイデア商品です。竿受けがじゃまで干しにくい、竿受けの位置が高くて手が届かない、なんていうこともありますよね。

これを使えば、竿受けのある位置にもハンガーがつるせますし、フックの分だけかける位置が低くなるので、ハンガーもかけやすくなります。

靴を干す様子

じつはわが家は挟み込んで使えないタイプの物干しを使っているので、残念ながら竿受けとしては使えないのですが、物干し台のアームの部分に取りつけてスリッパやシューズなどの小物干しスペースとして使っています。私は衣類と靴は分けて干したいので、靴の干し場所に困っていたのですがこれで解決しました。

お洗濯は毎日のことなので“ちょっと使いにくい”が、ストレスになって溜まってしまいがち。でも本来は、衣類を洗ってキレイにする、とても気持ちのいいすてきな家事です。そして今回おすすめしたグッズのほかにもダイソーには洗濯がラクに楽しくなる商品がたくさんあるので、自分のライフスタイルに合った商品を探して使ってみてください。使わないなんてもったいないですよ。