お笑い芸人のはんにゃ・川島章良さんが、わずか3か月で14kgの減量に成功したことで話題になっています。そのヒミツは「だしパック」を使った食事にあるのだそう。効果絶大という、やせレシピを教えてもらいました。
すべての画像を見る(全7枚)川島さんの絶品!「だしパック」ダイエットレシピ
食べるのが大好きで、デビュー当時は67kgだった体重が最高で83kgになってしまったという川島さん。さすがにまずいと思ってダイエットの勉強をするうちに思いついたのが「だしダイエット」でした。やり方は簡単。朝と昼は好きなものを食べ、夜は糖質を減らし、だしが効いた食事をするだけ。
「だしを効かせると塩分を抑えられてむくみ予防になる、また、アミノ酸が多いのでエネルギー代謝が高まるなど、さまざまなメリットがありますよ」
祖父は京懐石の料理人で、子どもの頃からだしに親しんで育ったという川島さんならではのダイエットレシピをご紹介します。
●和風よだれ鶏
鶏だしでつくるタレも絶品! 胸肉とは思えないほどしっとりした仕上がりです。
【材料(4人分)】
・鶏胸肉(皮なし) 大1枚
・ショウガ 1かけ
・A[だしパック1袋(8g) 長ネギ(青い部分)1本分 酒大さじ1]
・長ネギ(白い部分) 1/3本
・B[しょうゆ大さじ1 ラー油大さじ1~2 ショウガ(チューブ)6g ニンニク(チューブ)3g]
・柿の種 1袋
・万能ネギ(小口切り) 適量
【つくり方】
(1) ショウガは薄切りにする。鍋にたっぷりの水、ショウガ、Aを入れて中火にかけ、沸騰したら鶏肉を入れる。30秒ほどしたら表裏を返し、さらに30秒ほどしたら火を止めてだしパックのみ取り出す。フタをして30分ほどおき、余熱で鶏肉に火をとおす。
(2) タレをつくる。長ネギはみじん切りにしてボウルに入れ、Bと(1)のゆで汁大さじ2を加えてよく混ぜる。柿の種を袋の上からめん棒などでたたいて砕き、ボウルに加えてさらに混ぜる。
(3) (1)の鶏肉を取り出してペーパータオルなどで水気をふき、食べやすい大きさに切って器に盛る。(2)をかけて万能ネギを散らす。
[1人分129kcal]
だしパックと煮ることで、肉にうま味が浸透。余熱で火をとおすから、やわらかい仕上がりに。
●豚バラとキャベツのだし炒め
だし風味でさっぱりと、いくらでも食べられるおいしさ! ダイエットメニューとは思えない満足感です。
【材料(4人分)】
・豚バラ肉 200g
・キャベツ 1/4個(250g)
・タマネギ 1/2個
・青ジソ 10枚
・卵 2個
・サラダ油 大さじ1
・だしパック 1袋
・ゴマ油 適量
・しょうゆ 小さじ1
【つくり方】
(1) 豚肉、キャベツはひと口大に切る。タマネギは薄切りにする。青ジソは食べやすい大きさにちぎる。卵はボウルに割り入れて溶く。
(2) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)の豚肉を入れて炒め、肉の色が変わったらキャベツとタマネギを加えて炒める。野菜がしんなりしたらだしパックを破って中身を加え、(1)の溶き卵を加えてさらに炒め合わせる。
(3) 卵に火がとおったら、(1)の青ジソとゴマ油、しょうゆを加えてさっと混ぜ、火を止める。
[1人分304kcal]
だしパックを破いて中の粉を加えるだけで、調味料いらずでも満足感のある本格味に!
●だし香るさつま揚げ
エビとカツオ節のダブル海鮮風味! 濃厚な味わいがクセになります。
【材料(16個分)】
・エビ 200g
・酒 適量
・はんぺん 200g
・A[卵白2個分 片栗粉大さじ2 ショウガ(チューブ)大さじ1]
・だしパック 2袋
・揚げ油 適量
【つくり方】
(1) エビは殻と背ワタ、尾を除く。ボウルに入れて酒をもみ込み、15分ほどおいてペーパータオルで水気をふく。
(2) フードプロセッサーに(1)のエビ、はんぺん、Aを入れ、だしパックを破って中身を加えてなめらかになるまで攪拌(かくはん)する。
(3) 手にサラダ油(分量外)を塗り、(2)を16等分して小判形にする。
(4) フライパンに揚げ油を3cm深さに入れて160℃に熱し、(3)を入れて2分たったら裏返し、さらに2分揚げて取り出す。
[1人分223kcal]
エビとはんぺんの魚介のうま味に、さらにだしパックの粉を加えて濃厚な味わいに。