冬が旬の大根は、寒さが増すほどおいしくなる野菜。食べごたえがあって料理のかさ増しにもなるので、糖質オフダイエットにも使わない手はありません!

ここでは、料理研究家の近藤幸子さんが、マンネリも打破できて、お正月太りの解消にも一役買う、大根と鮭を使った糖質オフの炒め物を教えてくれました。

大根と鮭のバターじょうゆ炒め
チンゲンサイも加えて彩りもバッチリ
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大根は料理のかさ増しに大活躍!そのまま食べても、加熱しても美味

消化酵素を含む大根は、胃腸の働きをサポートしてくれる野菜。加熱後もかさが減らずボリュームたっぷりで、おなかをしっかり満たしてくれてるから、糖質オフダイエット中に取り入れるといいでしょう。

1食(4人分)あたり1/2本を目安に、煮たり焼いたりしてジューシーに仕上げるほか、加熱せずにシャキシャキ感を生かして食べるのもおすすめ。調理法によっていろいろな味が楽しめます。

おでんや煮物が定番ですが、近藤さんが提案する炒め物は、少し目先を変えたマンネリ打破メニュー。
「手軽に使える生鮭の切り身と大根を炒め物にしてみました。砂糖やみりんは糖質が高めなので使わず、低糖質でコクのあるバターで風味よく仕上げています。食材は大きめに切るとボリューム感がアップしますよ」

このメニューで大根1/2本が使いきれるので、冷蔵庫の大根を使って早速つくってみませんか。

●大根と鮭のバターじょうゆ炒め

【材料(4人分)】


・大根 1/2本(700g)
・生鮭(切り身) 4切れ
・塩 小さじ1/2
・チンゲンサイ 2~3株
・ニンニク 1かけ
・バター 20g
・しょうゆ 大さじ2

【つくり方】

(1)大根は皮をむき、7mm厚さの半月切りにする。鮭は3~4等分に切り、塩をふる。チンゲンサイは根元と葉に切り分け、根元は縦6つ割りし、葉はざく切りにする。ニンニクは薄切りにする。

(2)フライパンにバター、(1)のニンニクを入れて強めの中火で熱し、バターが溶けたら(1)の大根、鮭を入れてこんがりと色づくまで3~4分焼く。(1)のチンゲンサイを加えて炒め合わせ、しょうゆを加えて香ばしい香りがするまで炒める。

[1人分190kcal/糖質6.6g]

ESSE2月号

では、毎日の晩ごはんに役立つ連載「糖質オフおかず」を掲載。毎月、旬の食材を使ったメニューや、ボリュームたっぷりの肉や魚のおかずを7日分紹介しています。今月の旬食材は大根。冷蔵庫にある大根と身近な食材を使って、すぐにつくれるレシピばかり。正月太りが気になる人にもおすすめです!

※子ども、妊娠中やその可能性のある方、持病のある方は糖質オフを行う前に主治医に相談してください。また、試してみて痛みや不調があるときは、すぐに中断してください。