「高かったから」「いつか必要になるかも」と、ものを捨てきれない人も多いのではないでしょうか。とはいえ、体力面などを考えると、10年後も今と同じようにできるとは限りません。片づけのプロ・下村志保美さんは、「これを60代ももっていたいか」を基準に、ものを選んでいるそう。今回は、下村さんの10年後に向けた「選び直しの基準」3つを教えてもらいました。

かばん
60代に向けた「選び直しの基準」3つを紹介します!
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1:家電や鍋は「軽くてコンパクト」なものに

BRUNOの黒色のホットプレートの写真

わが家では、大型のホットプレートをコンパクトなものに買い替えました。家族で食卓を囲む機会が多かった頃は、大きなホットプレートが便利でした。でも、暮らしが変わった今は、出すのも大変、洗うのも大変。収納場所も取ります。

そこで、コンパクトなものに替えたら、出し入れも洗うのもラクになりました。

これはホットプレートに限りません。家電や鍋も、年齢を重ねるほど「大きい」「重い」は使わなくなる理由になります。

フローリングに掃除機をかけている写真
軽量で動かしやすいコードレス掃除機も便利

掃除機も軽量に。まだ元気な50代だからこそ、「扱えるか」ではなく「ラクに扱えるか」を基準にする。これから買い替えるなら、機能の多さより、軽さやコンパクトさも大切な条件です。

2:めったに使わないものは「レンタル」を活用

私は数泊の出張や海外旅行が多いので、機内持ち込みサイズのスーツケースは手元に必要です。でも、それ以上の大きさとなると、使うのは数年に一度あるかどうか。それならレンタルで十分です。

レンタルなら保管場所はいりません。しかも最新式で、きちんとメンテナンスされたスーツケースは軽くて使いやすい。数年に一度のために大きなスーツケースをもち続けるより、必要なときに必要なサイズを借りるほうが快適です。

重ねておかれた寝具類

来客用の布団も同じ。以前は来客があるとなると、事前に布団を干して、シーツや枕カバーを洗って準備。帰ったあとには、またシーツを洗い、布団を干してから収納していました。来客は数日なのに、その前後にはたくさんの家事が発生していたのです。

レンタルなら、布団の保管スペースは不要。シーツや枕カバーまでセットで借りられ、使い終われば返すだけです。

「ものを減らす」というと、収納スペースの話ばかり考えがちですが、減らせるのはスペースだけではありません。管理する手間や時間まで減らせます。