「片付けなきゃ」と思っているのに、なかなか進まず、やる気が出ない自分にがっかりしてしまう…。そんな悩みを抱える方は少なくありません。「でも、片付けられないのは性格や意思の問題ではありませんよ」と話すのは、整理収納アドバイザーで2児の母であるあさこさん(30代)。あさこさんが実際に片付けのサポートをしてきた家庭には、ある共通する「考え方のクセ」があったそう。今回は、そのクセを3つ教えてくれました。

イス
片付けられない「考え方」3つ
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1:ものに「感情移入」しすぎてしまっている

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片付けサポートで見えたのは、片付けられない人は「過度にものに感情や自分の価値を乗せてしまっている」ということです。

「ものを手放すことが、過去の自分を否定することになる気がする」とおっしゃる方もいました。

しかし、私はそうではないと考えています。これまで大切にしてきた時間や思い出は、ものがなくなっても消えるものではありません。そして、あなたの価値は、もっているもので決まるものではないのではないでしょうか。

ものは、あくまで暮らしを支えるためのもの。「今の自分にとって心地よいか」どうかを基準に選び直していいと思います。

手放すことは、過去を否定することではなく「ここまで大切にしてきた」と認めて次に進むための選択。そう思えるようになると、少しずつものとの関係も変わっていきます。

2:疲れた日の「なにか買えばスッキリするかも」

服

疲れているときや、気持ちが落ちているとき。「なにか買えばスッキリするかも」と感じたことはありませんか? 実際、買い物は一時的に気分を上げてくれることが多いです。でもそうしていると、ものはどんどん増えていきます。

サポートをしていて感じるのは、この「つい買ってしまう」背景には、満たされていない気持ちがあるということです。忙しさのなかで自分のことをあとまわしにしていたり、だれにも気づいてもらえない寂しさがあったり。そんな心のすき間を、もので埋めようとしてしまう。思い当たる方もいるのではないでしょうか。

しかし、ものではその部分は満たされることは少ないはず。一時的に気分は上がっても、根本は変わらないままだからです。

だからこそ大切なのは、「買わないように我慢すること」ではなく、“なにを満たしたかったのか”に気づくことだと考えます。

それは少し休むことだったのか、だれかに話を聞いてほしかったのか、ただ「がんばってるね」と認めてほしかっただけなのかもしれません。そこに気づけると、「つい買ってしまう」がなくなるかもと思いました。