「上手な手放し方」をもって、余白をキープ

サイドテーブルの引き出しには、上に吊るしたランプを拭くときに使う手袋だけをしまっています
サイドテーブルの引き出しには、上につるしたランプをふくときに使う手袋だけをしまっています(写真:安彦幸枝)
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買い物を楽しみながら余白を保つには、上手に手放す方法をもっておくことです。私の場合、身近なだれかに譲るか、メルカリを活用します。

メルカリはフリマより手軽で、ゴミとしてあっさり捨てられない、「まだきれいで十分使えるし」とか「けっこう高かったのに」などと未練が残るものの処分に最適なツール。自分がその品に感じている価値を商品説明欄に書き込み、きれいに写真を撮り、値段にこだわりすぎなければ、ちゃんと引き継ぎ手が現れます。

●手放すステップを経て、ものの未練も薄れていく

値段へのこだわりを捨てるコツは、「どんなに安い値づけでも、ここで使われていないことに比べたら安すぎるわけではない」と思うこと。自分がソンをしないギリギリのラインまで値段を下げても買い手が現れなければ、中古品買取業者に託すか、または最終手段としてゴミに出す。段階を経ることで未練も薄れていき、納得してサヨナラできます。

体と同じで、不要なものとは気持ちよくお別れして、できた余白に新しいものが入ってくると、巡りがよくなり、家も暮らしも活性化します。ここでも循環を大切に、ただ量を減らすことを目的にするのではなく、どんな場面でも楽しくものを選びながら、いつも新鮮な気分で暮らすための適量を心がけたいと思っています。

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