実家でも起きる「甘え」と「不公平感」
すべての画像を見る(全3枚)一方で、実家への帰省が必ずしも気楽とは限らない、という声も少なくありませんでした。
兄弟間の扱いの差や、家事や片づけを当然のように任される役割分担など、子どもの頃からの関係性がそのままもち込まれるケースも見られます。
「家族だから言わなくても伝わるはず!」という前提が、かえって負担になることも…。距離が近いからこそ、気持ちの整理が難しい側面があるようです。
「女が台所仕事、男は晩酌みたいな大昔の習慣が根づいてる実家なので…兄夫婦には手伝いを強要しないのに、妹の私だけ女だからと手伝いを要求されます」(あこさん・38歳)
「実家の母は、私の煮物の野菜の切り方が気に食わないらしく、ピリピリしてしまいます」(かじささん・46歳)
「今年、実家帰省時に姉がインフルエンザ罹患期間なのに、帰省して来ました。事情はあるかもしれないけれど、いい加減にして! うつりたくないから、会わずに帰りました…」(よっちさん・44歳)
自分ファーストの帰省の仕方を考えるきっかけに
今回のアンケートから見えてきたのは、帰省のモヤモヤは個人の性格や忍耐力の問題ではなく、立場や関係性から自然に生まれるものだということでした。
年末年始のあわただしさが落ち着き、新生活を前に気持ちを整えやすい3月は、「あのとき、なにがしんどかったのか」を冷静に考えられるタイミングでもあります。春休みやゴールデンウィークなど、次の帰省を考える前という時季は、自分にとって無理のない距離感を見つめ直すいいタイミングかもしれません。
違和感を覚えた自分の気持ちを否定せずに振り返ること。それが、次の帰省を少しラクにするヒントになるのかもしれません。
