卒入学シーズンは「新しい服を買うべき?」と悩む人も多いもの。高校1年生と中学1年生の娘を子育て中で、SNSで発信するファッションイラストが人気のヤベミユキさん(43歳)は、昨年3・4月に4回の式に出席。「大切なのは“なにを着るか”より“どう在りたいか”」。新しい服を買わなくてもいい、ヤベさん流のハレの日服の着こなしを聞きました。
すべての画像を見る(全5枚)卒入学シーズン「ハレの日服どうする?」問題
卒入学シーズンが近づくと、 SNSも店頭も“ハレの日服”でいっぱいになります。
去年、私は長女の中学校の卒業式と高校の入学式、二女の小学校の卒業式と中学校の入学式の4回分が重なるタイミングでした。全部新しくする? 4回分、変える? 頭の中は、ぐるぐる。
でも冷静になると、 全部を買い替えるのは現実的ではありません。そこで私は、「かけどころを決める」ことにしました。
子どもの服装に合わせて、着こなしを決める
二女の小学校卒業は袴だったので私も和装にしました。着物は母のものを借りることができたので、 新調せず、着つけとヘアにお金をかけました。
服そのものよりも、その日の体験に。その日に家族写真も撮りました。
一方で、長女の中学卒業と高校入学、 二女の中学入学は制服でした。
長女は内部進学で顔ぶれもほぼ同じ。子どもが大きくなると、 保護者の着こなしを細かく見ている人はほとんどいません。
だから私は、3回とも同じコーデにしました。ネイビーパンツに白ブラウス。 ニットジャケットも同じ。その分大切にしたのは、「清潔感」。
服よりも「髪」を整えることが大切
正直に言うと、私は最初、少しだけケチりました。美容院に行く時間が惜しくて、 セルフで白髪染めをしたんです。
その結果、見事に色むら。 結局、美容院で染め直しました。
洋服をそれなりに整えても、 髪が整っていないと、全体がちぐはぐに見える気がします。式の保護者席でふと周りを見ると、 服はきれいでも、髪で印象が変わっている人が少なくない。
ハレの日の印象を左右するのは、 服よりも「頭」なのかもしれない。それに気がついてからは、 サイズ直しやクリーニングも含めて、 “整える”ことにきちんとお金をかけるようになりました。


