大切なのは、ものの数より「幸福感とQOL」

購入したマグカップ
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今回の経験を通じて感じたのは、「ものを増やすことは、必ずしも悪いことではない」ということでした。

もちろん、収納に困ったり、管理が負担になったりと、「ものが多いことで、生活に支障が出ている場合」は問題ととらえて対処すべきだとは思います。

ただ、「コレクター」と呼ばれる方たちのように、きちんと管理ができていて、むしろものが増えることで幸福感があるのであれば、無理にものを減らす必要はないのだと思います。

私にとって、今回のマグカップはまさにその存在でした。

「大好きな食器は、食器棚の引き出しに無理なく収まるなら増やしてもいい」。そうした自分なりの基準を設けるようにしたのです。無理なく収まる量であれば、出し入れもしやすく、管理も苦にはなりません。

ものを整理するときに本当に意識したいのは、「ものの数」そのものではなく、その人の「幸福感」や「QOL(生活の質)」なのではないでしょうか。

新しく仲間入りしたマグカップを手に取ると、ふと両親の姿が脳裏に浮かび、暖かい気持ちになります。それはきっと、「減らして残ったもの」ではなく、「自分で選び抜いたもの」だからこそ生まれる感情なのだと思います。