年齢を重ねた今、頭にまといたいアイテム
若いころは帽子が大好きでした。帽子がないと着こなしを完結させられないくらい、とにかく毎日、帽子をかぶっていました。じつは最初に移住を決めてパリに来たときも、アニエスべーのマタドールハットをかぶって空港に降り立ったんですよ。
そんな帽子ブームが落ち着いて、しばらくは頭になにもまとわない時期が続いたのですが、パリは水が硬質で、空気が乾燥しているので、年齢とともに髪の毛のお手入れが本当に大変になってきました。
そんな事情もあって、気になる髪をカバーするためにも、私はよく頭にスカーフを巻いたり、カチューシャやリボンを愛用しています。今でも帽子はかぶりますが、レストランでは脱がなければならない。その点、ヘアアクセサリーなら室内でもつけていられて便利じゃないですか。
パリでなくても、大人になると髪にコシやツヤがなくなったり、白髪や薄毛の悩みも出てきますよね。スカーフやカチューシャは、そういう大人の髪悩みにもとても役立ちます。苦手意識がある方も多いと思いますが、すごく便利なのでとり入れないのは損!
●鏡を見ず、ササッと巻くのがちょうどよい
よく「どうやってスカーフを巻けばいいですか?」と聞かれるのですが、私のやり方は本当に適当です。きちんとできなくても気にしません。鏡も見ずにささっと巻いたほうがちょうどよいくらい。ただし二度と同じ巻き方はできませんけれど。
もちろん全身バランスの調整も必要ですが、ピアスやイヤーカフ以上に、顔まわりにポイントをもたせる効果があるので、うまく味方につければ、こんなに優れたアクセサリーはないと思います。
柄物が難しかったら、まずは無地でもいい。あまり細かいところは気にせず、とりあえず一度、気軽にトライしてみてはいかがですか?
発売中の『パリが教えてくれた私らしいおしゃれ』(宝島社刊)では、そのほかにも長年大事に使っているトレンチコートやワイドパンツなども紹介。パリで過ごすうちに洗練されていったファッションや考え方がたくさん掲載されています。
