マッチとふくさはありがたく使う
すべての画像を見る(全5枚)しかし、仏間の片付け中にはいいこともあったそう。
「帛紗(ふくさ)を、引き出しの奥で発見。ちょうど買いたさなければと思っていたので、余計なお金を使わずにすみました」
また、別の部屋の片付けをしている最中には大量のマッチを発掘。
「義実家の家業の屋号が入ったマッチです。一度はゴミ袋に入れましたが、仏壇も神棚もある義実家では役立つものです。一生かかっても使いきれないくらいありますが、使いきれたら清々しい。そんな気持ちでキープしています」
喪主のあいさつ文は将来の参考に
仏間の片付け中には、思わぬものも出てきました。
「大昔、義父が一生懸命書いたであろう喪主あいさつの下書き文です。これは捨てずにとっておき、時間ができたら夫と一緒に読み返し、今後の参考にしようと思いました。以前、身内に急な不幸があり、夫が義父の代わりに喪主を務めたことがあるのですが、その際に大変な思いをしたからです」
葬儀の準備や段取りは、いざというときにならないと分からないものです。仏間を片付けることで、先人の知恵に触れられたり、思いがけない学びを得られることもあります。
すっきりあいた仏間の押し入れには、ストックのお線香やマッチ、ろうそくを収納。
「とりあえずものを置いておくといっぱいになり、大変なことになります。でも、使うものは大事に残したい。そんな気持ちで仏間の整理を終えました」
普段は意識することの少ない仏間の片付け。仏壇の周りには用途が限られるものが多いからこそ、「これから使うかどうか」を軸に取捨選択を進めれば、無理なく、効率よく整えられるのかもしれません。めがねさんの体験談をお届けしました。


