簡単なヘアアレンジと言えば「ひとつ結び」ですが、ただ結んだだけで全然おしゃれに見えないことも。そこで、女性の髪問題に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さんに、おしゃれに若々しく見える「ひとつ結び」のコツを教えてもらいました。イベント時季が増えるこの時季にぴったりなひとつ結びを、50代の読者をモデルに紹介します。

大人のヘア
すべての画像を見る(全8枚)

ひとつ結びがちょっとの工夫でおしゃれに見えるコツ

斜め横向き比較
読者モデルのmioさん。同じひとつ結びでも印象がまったく変わる!

さとゆみ:前回の「年末美容院の予約方法」のアドバイスがあったおかげで、うまく予約がとれました!

関連記事

年末年始の「美容院事情」。今年は早めの予約がいい理由、失敗しないオーダーのコツも

八木ちゃん:それはよかったです。年末年始はイベントも多いですし、髪が整っているとうれしいですよね。

さとゆみ:そう。年末年始って忘年会やら新年会やら、いろいろありますよね。
アレンジというほど大げさじゃなくても、ちょっとだけおしゃれになる方法ってあったりします?

八木ちゃん:多くの人がやるひとつ結びを、簡単にあか抜けさせる方法をご紹介しましょうか。

さとゆみ:そういうの、待ってました。

ビフォー
よくやりがちなひとつ結び。顔が全面に出てしまい「ひっつめ」感が!

八木ちゃん:たとえば、このひとつ結び。

さとゆみ:こちらはよく見るタイプのひとつ結びですよね。

八木ちゃん:はい。こんなふうに顔まわりの毛も全部まとめてしまうと「ひっつめ」っぽくなってしまって、実際よりも老けて見えやすかったり、地味に見えたりするんですよね。

さとゆみ:なるほど。

アフター
おしゃれに見えるだけではなく、顔もしゅっと引き上がって見える

八木ちゃん:それを、ちょっと変えるだけで、こんなふうになります。

さとゆみ:うわ、全然違う!

八木ちゃん:そうですよね。顔まわりに髪を残して結んだのですが、それだけでもだいぶ印象が変わりますよね。