4:期限のきれた薬・調味料をこまめに点検する
すべての画像を見る(全7枚)薬箱や調味料棚には、気づくと期限ぎれがひそんでいます。私は月に一度だけ点検日をつくり、不要なものを整理するようにしました。賞味期限がそろうと、料理の段取りも薬の管理も安心です。
ラベルの文字が見にくくなる60代は、こうした小さな見直しが暮らしの安心感につながることを実感しています。
5:時計・カレンダーは“見やすい1つ”だけ置く
部屋に時計やカレンダーがいくつもあると、情報が多くて視線が落ち着きません。私は“見やすい1つだけ”を選び、ほかは思いきって外しました。これだけで部屋の景色がすっきり整い、時間を確認する動作もシンプルに。
必要な情報がひとつにまとまると、インテリア的にも軽く美しくなるのを感じます。
小さな工夫で家の空気をやわらかく
家を軽くする行動は、どれも難しいものではありません。玄関の靴を一足にする、小さな紙類をためない、使いにくい道具を見直す。60代になっても、こうした日々のひと手間の積み重ねで暮らしが軽くなるのを感じます。
完璧を目指さず、自分のペースで続けられる範囲で整えることが大切です。少しずつものが減ると、心の中にも自然と余白が生まれます。無理のない方法で、暮らしを軽くしていきませんか。


