ものが多いと、片付けをするにもなんとなくおっくうな気持ちに。「少しずつものを減らす工夫をすれば、肩の力を抜いて片付けが始められます」と語るのは、YouTube『60歳からの幸せライフ』で暮らしや生き方のヒントを発信しているライフさん。今回は、ライフさんが考える無理なく片付けられるためのヒントを5つ教えてもらいました。

ライフさん
もたない暮らしで心地よく
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心が軽くなる片付けの始め方

片付けても片付けても片付かない…そんな悩みの背景には「がんばりすぎ」が潜んでいることも。無理に手放すのではなく、まずは「片付けのハードル」を下げることから始めてみませんか。

今回は、私が実際に試してきた「日常のなかで無理なくものを減らす工夫」をお届けします。

1:「捨てなきゃ」から「手放せたらいいな」へ言葉を変える

片付けの秘訣

片付けで大切なのは、物理的な作業よりも“心のハードル”だと思っています。

私は「捨てなきゃ」という言葉を使うのをやめました。この言葉にはどこか義務感があって、自分を追いつめてしまいます。

代わりに「手放せたらいいな」と考えることで、気持ちが優しく整理され、自然と行動しやすくなりました。言葉を変えることは、心を軽くする小さな工夫です。

2:1日1個、今日の自分が決める“ひとつだけ整理”

ドリップコーヒーのパック

毎日たくさんを整理しようとすると、続かないこともありますよね。だから私は「1日1個だけ」を意識しています。

引き出しの中の1つ、レシート1束、なんでもOK。「今日はこれを手放そう」と決めるだけで、心がスッと整い、前に進める気がします。その日の片付けはそこでやめても大丈夫。ゆっくりでも続けることで、確実にものは減っていきます。