中身が劣化した液体ゴミ。怖くて捨てられない

液体ゴミ
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そして、いまだに手をつけられていないのが液体ゴミ。

「飲み物や洗剤など、開封されないまま残っているものがたくさんあります。何年も、下手したら何十年も置いてあったかもしれないので、中身の成分が変化しているはず。怖くて開封できず、捨て方が分からないまま今も置いてあります。最終的には、業者に依頼するしかない、と思っています」

あき箱は燃えるゴミや資源ゴミとして出せばよいですが、判断がつかないやっかいなゴミがたくさんあると、片付けのスピードは落ちてしまいます。

粗大ゴミは完全処分までかなり時間がかかる

粗大ゴミ

ゴミ袋に入らない大きさのものや大型家具は、粗大ゴミになる可能性大。はちさんも、この秋にようやく手をつけ始めたばかりだそうです。

「後回しにしていましたが、いつまでも置いておくわけにいきません。でも、祖母の家の地域は月10点まで、と収集制限があり、一気に処理できないのがつらい。しかも、片付けようにもまず一時的に置いておく場所もないのです。収集は予約制で有料だし、大型家具は外に運び出すのも大変です。夫の助けを借りながら、どうにか大量のタンスを収集してもらいました」

ゴミ処理券

はちさんによると、もっと大型のタンスがまだ家に残っているそう。自力で運び出せるのか、そもそも収集してもらえるのか、まだわからない状態です。

「年末年始はきっと、さらに予約が取りづらくなってしまうはず。やる気はあってもなかなか進みません」

必要だと感じたら、少しずつでもいいから処分を進めていく。実家や義実家の片付けに取り組む人は、ぜひ参考にしてください。