実家じまいや義実家の片付けで、効率よくものを処分する方法を紹介します。今回お話を伺ったのは、8年にわたって義実家の片づけに取り組んでいる、ブロガーのやまだめがねさん(50代)。やまだめがねさんが、衣類や紙類を処分するときに取り入れている工夫について教えていただきました。
すべての画像を見る(全7枚)義実家の片付け、最初は物量を減らすだけで精いっぱい
築40年の団地に夫婦ふたり暮らしのやまだめがねさん。近距離に住む義両親の家を片付け始めて8年が経ちました。
「いまだに終わっていませんが、ようやくゴールが見えてきたところです。振り返ると、最初はとにかく出しては捨て、出しては捨て、の繰り返しでした」(めがねさん、以下同)
ぎゅうぎゅうにものがつまった押入れや引き出しから全出しすると、床は足の踏み場もなくなるほどに。分類する余裕もなく、あきらめて瞬時に即捨てだったそうです。
「物量を減らすことに必死になる日々がしばらく続きましたが、進めるうちに少しずつスペースにゆとりが生まれてきたのです」
すべてがごちゃ混ぜの状態から、ようやくカテゴリーを意識しながら処分や保管できるようになりました。
衣類は買取ショップへ持ち込む
めがねさんの中でのざっくりとした分類は、衣類・バッグ、本・書類、食器・調理道具、アルバム類、日用品・文房具。
「衣装持ちな義母の衣類や靴、アクセサリー類は、ある程度処分してもまだザクザク出てきます。サイズアウトしていたり、今の年齢で着るには重すぎたりと、ほとんどが不要品。でも、状態や質がいいものは古着買取ショップへ持ち込むことにしました」
持ち込みは、シーズンに入る少し前がベストタイミング。高値で買い取ってもらえることが多いのです。
「これまでは物量が多すぎてタイミングを合わせることは不可能でした。でも季節ごとの仕分けが進んだ今は、少しずつ売りに出しています。引き取ってもらえるだけでも助かるのに、結構なお値段で買い取ってもらえることもあり、本当にありがたい!」
数百円でもお茶代になるし、中には、アウターで5000円ほどの価格がついたものもあるそうです。
ビニールバッグに入れて買取シーズンを待つ
買取シーズン待ちの古着は、大きなビニールバッグに収納。
「ざっくりとシーズンで分け、売るタイミングまでこのまま保管します。ガサガサと音がするのが難点ですが、丈夫でたっぷり入るので便利です」
めがねさんの古着屋通いは、もう少しの間続く予定です。




