犬を思って花を降らせる

寝る
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さて、2018年からInubot回覧板を開始して、7年の月日が経ちました。犬の様子や日常を毎月みなさんに報告する、タイトル通り回覧板を回す気持ちで続けてきた。

読んでくれている方のなかには、現在犬と離れて暮らしている人がいるだろう。それは妹のように犬がいる実家を出ている人であったり、もう触れられない距離にいる人であったり。

この前、母と犬と見ていたドラマのなかで「亡くなった人を思い出すと、あの世でその人に花が降る」と言っていた。だからどっさり花を降らしてやろうと。その言葉が、心に残って離れない。

inubot回覧板が読者の方のご自身の犬を思い出すきっかけになって、いろんな犬の上から花が降っていたなら、こんな幸せなことはない。降った花びらが、今も犬をなでている。

歩く

もちろん犬自身を温かく見守って、かわいがってくれているみなさんに、心より感謝いたします。あなたのおかげで7年もの間、今回で第87回に及ぶ回覧板を回すことができました。ありがとうございます。

寒い

inubot回覧板は次回、最終回を迎えることとなりました。最終回では犬といっしょに過ごしてきた7年間をあらためてアルバムをめくるように振り返ってみたいと思います。どうか最後の1ページまで見届けてもらえたら幸いです。

暖かい

急に寒くなってきて、犬の寝床を冬仕様にして、こたつも出した。昨年、抜歯手術の成功を願って編んだブランケットにくるまる犬を見ていたら、この一年犬が生きていてくれた喜びが心に灯る。

どうかみなさんも体調を崩さないよう、犬のように温かくしてお過ごしくださいね。