まだまだある!「電気代節約テク」

エアコンのフィルター掃除
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エアコンの設定温度や断熱の工夫のほかに、こんな方法も。

●4:エアコンのフィルター掃除を定期的に行う

エアコンのフィルターを月1~2回掃除すると、目詰まりしているエアコンにくらべて年間約1000円の節約になります。省エネになるだけでなく、エアコンの効きも違ってくるので試してみましょう。

●5:節電キャンペーンで賢く省エネ

電気は貯めておくことが難しく、使う量が増える夏や冬を中心に増えることがあります。そこで、各電力会社では、「デマンドレスポンス」といって、電力の需給がひっ迫する時期に電気の利用を工夫し、節電量に応じて特典がもらえる節電キャンペーンを実施しています。

洗濯機や掃除機を使う時間をずらしたり、公共施設や商業施設に外出したり、電気を利用するタイミングを調整することで、電力の受給バランスの安定に貢献できます。

楽しみながら節電ができ、さらに社会貢献にもつながるので、一度契約している電力会社のWebサイトなどをチェックしてみてとよいかもしれません。

夏の節約をきっかけに節電を始めよう

給湯器
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夏は冷房の使用量が増えますが、年間で見ると、じつは家庭のエネルギー消費のうち、冷房はわずか3.4%。もっとも多いのは動力・照明などが34.4%、給湯が27.2%、暖房が25.3%と、全体の9割近くを占めています(※資源エネルギー庁「エネルギー白書2024」より)。

冷房以外の家電製品や照明の使い方を見直したり、お風呂やキッチンの給湯温度設定を見直したりするなど、冷房以外のエネルギーの使い方を見直すことも大切です。

ちょっとした工夫で、楽しく、おトクで、快適に夏を過ごせるヒントをご紹介しました。ぜひ実践してみてください。

※ 【出典】資源エネルギー庁「エネルギー白書2024」https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2024/pdf/

※ 【参考】家で過ごす - 1|東京ガス:ウルトラ省エネブック https://www.toshiken.com/ultraene/athome/index.html 小学生の自由研究に!親子で「保温・断熱実験」~ふたやグリーンカーテンの効果を測って比べてみよう~【東京ガス都市生活研究所】| 東京ガス ウチコト https://uchi.tokyo-gas.co.jp/topics/10141

※ 熱中症対策のためにも、室内は28℃以下に保つよう、エアコンや扇風機を利用して適切な室温管理を心がけましょう