やめづらいときは「本当に困るのか?」をもう一度考える

やらないことを決めても、いざやめようとすると、罪悪感や不安がわいてくることがあります。

「いい加減だと思われるかも」「つき合いが悪いと思われそう」。そんな気持ちが、なにかをやめるジャマをするかもしれません。その背景には、「ちゃんとしなければ」「人に迷惑をかけてはいけない」といった思い込みが隠れています。

そんなときは、「本当にやめたら困るのか?」ともう一度考えてみましょう。やめにくいと感じたら、「今回はやらないでおく」「1週間だけお休みしてみる」と、期間を区ぎって試すのがいいでしょう。

いったんやめて様子を見て、またやりたくなったら戻せばいいと考えると、やめやすいと思います。

やることを増やすのではなく、やらないことを見つけて減らしていく。こうすると、日々の家事や気持ちの負担が驚くほど軽くなります。やめることは、怠けることや甘えることではなく、これからの人生を自分らしく生きるための軌道修正です。

だれの許しも必要ありません。自分で決めていいんです。少し勇気を出して、やめてみましょう。やめた分だけ、本当に大事にしたいことに向き合える余裕が生まれますよ。