毎日の食事づくり。ときには「今日は時間がない」「なんだか味がしっくりこない」という日もありますよね。68歳でYouTubeチャンネルを開設し、シニア暮らしの日常を配信するもののはずみさんは、そんなとき「これさえあれば大丈夫!」と思える優秀食品があるのだそう。今回は、そんなもののはずみさんのおすすめ食材を『70代をとびきり楽しむ! - 体とお財布をいたわりながら毎日をハッピーに過ごす37のアイデア -』(ワニブックス)より抜粋してご紹介します。

もののはずみさん
もののはずみさん。日々の食事をラクにする食材を紹介(写真は、味つき&刻みあげ)
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おいしくて便利な「優秀食品」3選

きのこ炊き込みご飯
『あごだしつゆ』を使った炊き込みご飯

「これさえあれば味が決まる!」という食品や調味料があると、つくる時間がないときや味つけがしっくりこないときに助かります。

●1:味つき&刻んであるおあげが便利!

相模屋食料の『おだしがしみたきざみあげ』(写真1枚目、100g ¥192※参考価格)はその代表。味つきで長時間煮込まなくてもおいしく仕上がります。そのうえベタつかず、手でつかんで放り込める手軽さといったら!

私がよくつくるのは、白菜の煮物。鍋に『おだしがしみたきざみあげ』とざく切りの白菜、薄切りのタマネギ、だしの素、しょうゆ、みりん、酒、砂糖、ひたひたの水を入れて火にかけ、白菜に火が通るまで煮るだけ。

白菜1/4株に対し、タマネギ半個を使うと甘みが出ておいしいです。ほかには、そばやうどんに入れてきつねにしたり、みそ汁の具にしたり。

●2:漬け込むとお肉がおいしくなる塩麹

今ではすっかり定着した塩麹は、ブームのときにテレビの情報番組で知りました。

それまでパサつきが気になって敬遠していた鶏の胸肉に使ってみたら、やわらかくってジューシー! 漬け込んで焼くだけのシンプル料理なのに、適度な塩味がついて十分おいしい。

私は鶏の胸肉やモモ肉のほか、豚ロース肉に使うことも。マルコメの『プラス糀 生塩糀』(200g ¥268※参考価格)はチューブタイプで、スプーンに取る手間が省けて便利です。

●3:料亭のような味を再現!あごだしつゆ

ほかに、万能つゆは調味料を合わせずにすんでラクです。久原醤油の『あごだしつゆ』(500mL ¥594)は煮物はもちろん、卵焼きに入れるとまるで料亭のような味に。

おすすめはキノコたっぷりの炊き込みご飯。キノコのうま味とあいまって本当においしい! なんにも考えなくても、ごちそうになります。