図で見るとよくわかる!

なぜ、「63×67」という計算式を解くうえで、一の位と十の位のかけ算を並べるだけで、答えが出るのでしょうか? それは「63×67」を分解して考えるとよくわかります。

まず、この式は、分解して整理すると、次の3つの部分から成り立っています。

(ア)「60×67」

(イ)「60×3」

(ウ)「3×7」

計算
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まず、(イ)の向きを変えて、(ア)にくっつけると、60×(67+3)になります。これに、(ウ)「3×7」をたすと、「6×(6+1)×100+3×7」になり、この計算式が「63×67」に等しいことがわかります。

魔法の計算術におけるかけ算の種類はいろいろある!

ちなみに、「63×67」の場合は一の位と十の位のかけ算を並べるという手法を使いましたが、かけ算の場合は、どんな場合にでもこの方法が使えるわけではありません。 

「19×19」「99×99」までの2ケタのかけ算ならば全部応用できる計算式をはじめ、一の位が小さいときの2ケタのかけ算や一の位が大きいときの2ケタのかけ算など、魔法の計算術にもいろいろな種類があります。

「魔法の計算術」を習得すれば、短時間でスムーズに2ケタ以上のかけ算が解けるようになります。そうなれば、親子で計算競争をしてみたり、マイクラをもっと楽しめたりするはず。夏休みを利用して、ゲームと学びを融合させた新しい算数の学び方をぜひ試してみてください! 

秒速で解ける!マインクラフトで学ぶ魔法の2ケタ計算術』(扶桑社刊)では、2ケタ暗算ができるようになるだけでなく、大人気ゲーム・マインクラフトの攻略にも活かせる情報や計算術を紹介しています。マイクラの世界を旅しながら、楽しく2ケタ暗算をマスターしましょう!

秒速で解ける!マインクラフトで学ぶ魔法の2ケタ計算術

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