年齢やライフスタイルの変化に合わせて「ものの見直し」を行ったことで、暮らしが好転した事例を紹介します。ESSEフレンズエディターの整理収納アドバイザー・宮入京子さん(50代)のケースです。ここでは、宮入さんが長財布からミニ財布に変えた理由や、実感したメリットについて語ります。
すべての画像を見る(全4枚)たくさん入る長財布、いつの間にか負のループが…
これまで10年ほど長財布を愛用していた私。しかしその中身は、レシート、ポイントカード、たくさんの小銭、謎のメモであふれていました。
長財布はものがたくさん入って便利ですが、その分つい不要なものもためこんでしまい、必要なときにさっと取り出せない…という負のループが、いつの間にかでき上がっていたのです。その結果、レジ前であわててしまうこともしばしば。
財布をコンパクトにしたら「もちものの厳選」が習慣に
そこであるとき、財布をコンパクトなものに変えることに。すると、必然的に財布に入れるのは「本当に必要なものだけ」になったのです。
スマホ決済が増えた今、現金をほとんど使わなくなりました。カードもアプリ化して身軽にしたら、免許証とカード類2枚でことたりることが判明。保険証やキャッシュカードは基本的に自宅で管理し、必要なときだけ持ち出すようにしました。
必需品だけが入っている財布なら、取り出すときもスムーズ。さらに、カードや現金など、財布の中身をこまめに整理する習慣ができたので、自然とムダな買い物もしなくなりました。財布の中を見る度に、気持ちもすっきりします。
「今の自分」に合うように、使うものを見直し
ミニ財布を使うようになって、荷物を軽量化できたのはもちろん、ポケットにも入るサイズなので、近所の外出なら手ぶらでOKなのもうれしいポイント。フットワークが軽くなったと感じます。
暮らしの変化に合わせて、財布のサイズや中身を見直したことで、身軽に暮らせるようになりました。歳を重ね50代になり、今回の財布と同じように、ほかの身の回りのものも「今の自分サイズ」に整えていきたいと思います。