人より疲れやすかったり、考えすぎだと言われたり。そんな「繊細さん」こと「HSP(Highly Sensitive Person、とても敏感な人)」について心当たりはありませんか? 他人に気を遣いがちな「繊細さん」は人を頼ることが苦手なケースが多数。今回は「繊細さん」が人を頼るための3ステップについて紹介します。

繊細さん イラスト
このひと言をつけくわえるのがポイント。引き受けるかどうかの判断は相手に任せよう
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人に頼れるようになる3ステップ

繊細さんは相手の状況や気持ちを深く考えるため、なかなか気軽に「手伝って」と言いにくいもの。人に頼るのは、自分が頼まなければほかの人も困ってしまうときや、体調が悪くて動けないときなど、よほどのときだけ、という人も。

ですが、元気に生きるには、まわりに頼ることがとても大事。まずは「人に頼る」という発想をもってください。

「これを頼んだら迷惑だろうな」とひとりで考えるのではなく、ズバリ「◯◯してほしいけど、どうかな?」と相手に聞いてみましょう。相手が引き受けてくれたら、「OKしてくれたけど、本当によかったのかな」などと考えず、「いいよ」と言ってくれた相手の判断を信じましょう。

「頼る」も練習。少しずつやってみよう

繊細さん

人に「頼る」のも練習が必要。以下の3ステップを意識してみて。

●ステップ1:確実に応えてくれる人に頼ってみる

まずは練習。たとえば、百貨店で受付の方に場所を聞いてみる。教えてもらったら笑顔で「ありがとうございます、助かります!」と言ってみよう。