人より疲れやすかったり、考えすぎだと言われたり。そんな「繊細さん」こと、「HSP(Highly Sensitive Person、とても敏感な人)」について心当たりはありませんか? 今回は『イラスト版「繊細さん」の本』から一部抜粋し、「繊細さん」たちが、苦手な人と付き合うときのコツ4つを紹介します。

繊細さん 図
「繊細さん」が嫌いな人とつき合っていくとき、どのようなことに気をつければいいのでしょうか?
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「嫌い」は大切なセンサー。人を嫌えるようになろう

繊細さんの中には、「嫌い」を封じている人がいます。

「みんなと仲よくするのがいいことだ」という世間の声をそのまま受け取ってしまい、「だれかを嫌っちゃいけない」「人を嫌う自分がイヤ」と思ってしまうのです。ですが、じつは「嫌い」は生きていく上で大切なセンサーです。

「嫌い」というのは「この人は、自分に不利益をもたらす気がする。イヤな予感がする」ということでもあるのです。

「嫌い」を封じると、相手との距離感を調整しにくくなります。苦手な相手ほど「わかってもらわなければ」「いい関係を築かなければ」と思うため、自分から話しかけては相手の反応に傷ついたり、かえって相手から好かれるなど距離が近くなってしまうのです。

コツ1:相手を嫌いでもいいんだ、と思ってみる

繊細さん

相手を嫌うことを自分に許そう。あいさつだけできればいい、くらいに思うと、苦手な人からのお誘いも断りやすくなる。

コツ2:自分からは近づかない

繊細さん
ニコニコした絵文字はNG。好意があると思われてしまう

苦手だと気づかれないように自分から話しかけたり、SNSをフォローしたりと歓迎ムードを出すと、相手から好かれてしまう。

嫌いな相手には「ちょっとドライかな」と思うくらいのビジネスライクな文面がちょうどいい。

コツ3:一緒にいて元気になれる人といる

繊細さん

自分にとって、一緒にいて元気になれる人、ほっとする人はだれだろう? 振り返ってみて、好きな人と過ごす時間を増やそう。

イラスト版「繊細さん」の本』では、発行部数60万部以上を突破した『繊細さんの本』で紹介されているノウハウをイラストでわかりやすく紹介。あれこれ気にしてしまう「繊細さん」が生きやすくなるコツがたっぷり詰まった1冊です。

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