40~50代になると、突然、入院や介護といった予測できない事態が起きることも増えてきます。場合によっては、自分が「家族のことをわからなくなる」こともあるかもしれません…。記憶障害を抱えた父親との生活を描く、『家族を忘れた父との23年間』(KADOKAWA刊)。驚きの実話コミックエッセイをお送りします。

『家族を忘れた父親との23年間』 第8話

高校1年生のエミは、サラリーマンの父・ヒロシ、専業主婦の母・ユミコ、中学2年生の妹・アヤカの4人家族で平穏に暮らしていた。

しかしある日、父・ヒロシは脳腫瘍が破裂した影響で、半身まひ・記憶障害に…。

記憶を失い別人のようになった父とその家族は、残酷な現実とどう向き合い、どのように暮らしていくのか。家族の葛藤を描いた実話コミックエッセイを、短期集中で特別連載します。

脳腫瘍の手術後しばらくして、特別病棟で過ごしていた父。退院が迫り、子どもたちの心配は徐々に金銭面のことに移るように…。

家族を忘れた父との23年間の登場人物
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前回のお話はこちらから

父は脳腫瘍の手術後、車イスで病院を抜け出すようになった。病院から「一般病棟では無理」と言われて…<マンガ『家族を忘れた父親との23年間』第7話>