ものが多くてもすっきりと過ごせるよう、自分好みに「暮らし替え」た例を紹介します。ここでは、築35年の戸建てに住んでいるインスタグラマー・kinariさん(フォロワー2.7万人)のお宅を拝見。カフェグッズを並べて眺めるのが好きだと話すkinariさんに、こだわりの部屋づくりを伺いました。

食器棚から食器を取り出すkinariさん
家具をリメイクしたり、部屋の用途を変えたり…「暮らし替え」を楽しむヒントは?
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あるものをアレンジして心地よく、使いやすく

プライベートルームとLDKがある1階の間取り
kinariさん宅の間取り図

10年前、緑豊かな場所に中古住宅を購入し、好きなものに囲まれた暮らしを楽しむkinariさん。

「コーヒーやお茶の道具が好きで集めています。好きなものは目に入るところに置きたいから、基本はオープン収納。その方が出し入れしやすいので、押し入れやキッチンのシンク下なども扉を外して使っています」(kinariさん、以下同)

子どもの成長に従って部屋の用途を変えたり、家具をリメイクして使うなど、家を自分好みにアップデートしていくのがkinariさん流。ライフスタイルの変化に合わせた、上手な“暮らし替え”の工夫を教えてもらいました。

kinariさん流・すっきりが続く部屋づくり

ものが多くてもすっきり見えする“部屋づくりのルール”を伺いました。

●ちょっとしたものでも色、素材の統一感を重視

実用的なキッチングッズなども、色や素材にこだわって選べば、出しっぱなし収納でもごちゃついて見えません。

●バラバラに置かず“まとめて置く”を徹底

ガラスはガラス、ステンレスはステンレスなど、素材感の近いものをまとめて置くのが、すっきり見えするポイント。

●出し入れのしやすさはとことん追求

ものの出し入れが大変だと、片づけが面倒になって散らかりがち。扉を外すなどして、できるだけオープン収納に。

●間に合わせのものや大型家具は極力買わない

「とりあえず」で買わず、目に入ったときうれしくなるお気に入りだけを購入。用途が限定される大きなものも慎重に。