夏が近づくと気になるのが電気代。とくにここ最近は、燃料費の高騰や円安の影響もあり、電気料金も上がり傾向。とはいえ、年々暑さが増す昨今、エアコンの使用を控えるのは、熱中症など健康へのリスクも…。家計のプロであるファイナンシャルプランナーの塚越菜々子さんは、「暑さが本格化する前の“今”こそ、電気代の対策をするチャンス」と語ります。今すぐできる「賢い節電」のコツを教えてもらいました。
すべての画像を見る(全4枚)今のうちにやっておきたい!夏前の節電テク
過ごしやすい季節はわずか! 本格的な暑さ到来の前に先回りして準備しましょう。
●1:エアコンの点検とフィルター掃除を
エアコンは使う前の「お手入れ」が節電のカギ。フィルターがホコリで詰まっていると、冷房効率が落ちて余計な電力を使ってしまいます。まずは夏本番前に一度しっかりお掃除して、18℃で30分の試運転をしておきましょう!
●2:電気契約プランを見直す
今のライフスタイルに、契約している電力プランは合っていますか? 電力自由化によって契約する会社が選べるようになっているため、定期的に契約する会社やプランを見直すのも大切。年間で1万円以上電気代が下がったり、支払いでポイントが貯まったりするなど、思わぬおトクに出合えるかも!
●3:冷蔵庫の“詰め込みすぎ”を整理しておく
冷蔵庫は24時間365日稼働する家電。中身を詰めすぎると冷気の流れが悪くなり、消費電力がアップします。食材は7割程度の収納にとどめるのがベスト。庫内の整理整頓が節電、そして食費の節約にもつながります。
お茶や水などを出すのに冷蔵庫をあけ閉めする回数を減らすために、保冷ポットを活用するのもオススメ!