住み替えてわかったメリットとデメリット

住み替えて約5年、私が感じたメリットとデメリットを挙げてみます。

●メリット:貯蓄

つみたてNISAほか投資信託をはじめてスピードアップできるようになりました。

●メリット:広さ

希望よりもずいぶん広い家に。結果的に、生活と仕事の場をうまく分けることもできて、以前よりメリハリが効いた暮らしができるようになりました。

●デメリット:築年数

戸当たり
築古物件ならではの、ドアと壁のクッションになる「戸当たり」。写真左/少し古びているのが気になる。写真右/手を加え直したもの
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築古物件は、好みが分かれるところ。私は、古道具や古い器などの古いもの全般が好きなため、喜んで築古の選択をしました。

ただ、引っ越し当初は、しばらくふき掃除を続けたほど、経年の汚れはあちこちに見られました。

●デメリットがメリットに:最寄駅からの距離

徒歩、自転車、バスを使い分け。歩いて15分はちょうどいい運動に。

最近はとくに歩きを選ぶようにしています。バスの便もよく、雨の日や体調がよくない日はバスを。

不安を不安のままにせず、未来を明るい方へ

梅の花
内見にきた2月、満開だった窓前の梅の木も決め手のひとつに

お金で買えない幸せがある、お金はあくまで手段である、といった価値観があるのもたしかです。でも、当時の心境としては、お金の不安を抱えながら、明るい方向へ仕事や暮らしを発展させていくことは難しく感じました。

年齢からして、次は老後を見据えた住み替えを検討する日が来るかもしれません。ですが、今後も不安を不安のままにせず、未来を明るい方へ軌道修正しながら進んでいこうと思います。

また、家族の状況や介護問題などで暮らし方を見直さざるを得ない人もいるでしょう。幸い私の場合、高齢の母は元気で、実家で弟と暮らし、弟が全般を引き受けてくれています。好きな場所で暮らせることは、ありがたいことだと感じています。